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管理者:矢吹天成(旧名:石動雷獣太→無)
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東方茨歌仙 第49話『断善修悪の怪腕(後編)』の感想

Febri vol.54掲載東方茨歌仙 第49話『断善修悪の怪腕(後編)』47話からずっと続きもののお話なので、単行本派の方々もお久しぶりという方々も気軽に最新話をリアタイ出来るように今回配信して頂く運びとなりました!もちろん同日発売のFebriにも掲載されていますのでFebriもよろしくお願いします! https://t.co/i2ATwE1SSu— あずまあや(azmaya) (@a_to_z) 2019年4月17日日付変わって東方茨歌仙49話(後編)本日公開です!... Febri vol.54掲載<br />東方茨歌仙 第49話『断善修悪の怪腕(後編)』<br /><br /><br /><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">47話からずっと続きもののお話なので、単行本派の方々もお久しぶりという方々も気軽に最新話をリアタイ出来るように今回配信して頂く運びとなりました!<br>もちろん同日発売のFebriにも掲載されていますのでFebriもよろしくお願いします!<br> <a href="https://t.co/i2ATwE1SSu">https://t.co/i2ATwE1SSu</a></p>&mdash; あずまあや(azmaya) (@a_to_z) <a href="https://twitter.com/a_to_z/status/1118443158407221249?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年4月17日</a></blockquote><br /><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br /><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">日付変わって東方茨歌仙49話(後編)本日公開です!よろしくお願いします!<br>■単話配信:<a href="https://t.co/oNeQeoZNoE">https://t.co/oNeQeoZNoE</a><br>■Febri Vol.54:<a href="https://t.co/VeYGCsdkCA">https://t.co/VeYGCsdkCA</a> <a href="https://t.co/ypFMfn66l4">pic.twitter.com/ypFMfn66l4</a></p>&mdash; あずまあや(azmaya) (@a_to_z) <a href="https://twitter.com/a_to_z/status/1118530134791745536?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年4月17日</a></blockquote><br /><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />今回は前回以上によほどリアルタイムで読んで欲しいのか<br />続きのエピソードである47話から49話までを単話で配信するという異例の事態となった。<br />配信は一話あたり130円なので、これを5話分買ったとしても650円で単行本を買うより安い。<br />大盤振る舞いである。<br />ただし同じ10巻に収録される予定である46話は配信されていないので<br />単行本を買う意味まではなくならないようだ。<br /><br /><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">ブログを更新しました。東方Project第17弾の情報です。<a href="https://t.co/uuVMV0VFVz">https://t.co/uuVMV0VFVz</a></p>&mdash; 博麗神主 (@korindo) <a href="https://twitter.com/korindo/status/1118379476197490689?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年4月17日</a></blockquote><br /><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />そしてつい先日東方Project第17弾の情報も公開された。<br />東方鬼形獣という鬼の入ったタイトル、そして舞台は地獄である。<br />これは三月精、茨歌仙とともにやってきた地獄の前振りに相応しいストーリーとなるか…?<br />と思われたが比良坂先生の方から、三月精で起きている異変は三月精の中で解決するというコメントが出たので<br />ひょっとすると茨歌仙も今回の話はゲームにはあまり関わらない可能性がわりと出てきた。<br />単に地獄に関する掘り下げの一つだったのかもしれない。<br /><br /><br /><br />というわけで前置きはその辺にして本編へ入ろう。<br />カラーページでは茨木童子の腕の色が判明。前掛けの色は華扇とは違って青色である。<br />このことは後の展開に関わるので一応覚えておきたい。<br />扉絵には魔理沙と早苗がいるが、今回の話には出てこない。戦力外通告か?<br /><br />無間地獄では前回に引き続き、霊夢と華扇の戦いが続く。<br />華扇は逃げる霊夢にしゃれこうべを大量に召喚して攻め立てる。<br />この無数のしゃれこうべは華扇が喰らった亡骸のものであるという。<br />東方でも人食い妖怪設定自体はときどき見かけるが、ガチの人食いエピソードが描かれるのは珍しい。<br /><br /><br />その頃華扇の屋敷では、前回見つけた魔法陣の周りで天子と小町が色々やっている。<br />前回でもう地獄に向かったのでは? という感じだが、暢気なもんである。<br />小町は複雑な陣だから天子には起動できないだろうと侮っていたが<br />天子は奇門遁甲の知識を駆使しなんと起動に成功、ようやく地獄へ向かう。<br />天子の才能は本当に天才的のようだ。<br /><br /><br />そしてしゃれこうべに埋もれる霊夢の元に何者かが加勢する。<br />その人物はなんと霊夢の肉体を地獄に持ってきた者だという。<br />霊夢の肉体は結界に守られていたのだから<br />霊夢本人の能力か紫によるものと予想していたがこれは意外だった。<br /><br />何者かが腕華扇を羽交い締めにするその様子はなんだかちょっとエロい。<br />正体は腕の本体である茨木華扇その人。<br />霊夢にとっては良い方の華扇という認識で、これで助かると大喜び。<br />正体が鬼というところにはもうそんなに驚きはしないのか。<br /><br />そして本体と腕の華扇が対面するが、何やら様子がおかしい。<br />悪い方の華扇を倒してもらうつもりだった、霊夢のすがるような華扇への懇願がどこか切ない。<br />あいつを倒して幻想郷へ帰ろうという、霊夢。<br />しかし華扇は腕の手を取り、元の一つの身体になる。ここまでは予想できた展開だったが<br />意外だったのは合体後も”悪い方”だったということだ。<br /><br />鬼の四天王の一人、奸佞邪智の鬼、茨木華扇。<br />華扇の頭のシニョンを突き破って本体からも角が出てくる。あくまで角があるのは腕の方だから<br />華扇はまだ鬼じゃないよと前回までは言い張れたが、さすがにこうなっては言い訳もできない。<br />腕の方の角はまだ素直な形をしていたが、本体の方は萃香の角にも似た歪な形をしている。<br /><br />かんねい-じゃち【奸佞邪智】とは心がひねくれて、ずるがしこく立ち回ること。またその人。のことらしい。<br />おおよそ嘘が嫌いな種族である鬼らしくない二つ名だと思うが、これが本当だとすれば<br />これまで未回収の伏線も全部口から出まかせのウソだったということで辻褄が合ってしまう! なんということだ!<br />地底と地上の繋がりを断ちたいとか、自分の道は天道とともにあるとか、山の動物を導くこととか<br />天人になりたいとかのアレやコレが全て。霊夢の世話を焼いたのも見せかけの信頼を得るためだけだったのか。<br />うーん、本当にそうなのか?<br /><br />しかしこの合体シーンが本当に美しいので、単行本に収録するときは是非カラーページにしてもらいたいところだ。<br />一巻のときには、まるで水彩画のようなあまり漫画には向いていなさそうな感じの絵だったのが<br />二巻・三巻と色々不安定な時期を経て、徐々に漫画の絵として完成されていったものの<br />まさに集大成といった素晴らしい見開きだ。これだけでも今見ておく価値がある。<br />なにより正直第一話から出落ちに等しかった茨木華扇の正体を<br />ストーリーと絵でここまで盛り上げてくるとは思わなかった。<br /><br />ところで合体華扇の前掛けの色だが、華扇は赤だが腕華扇は青だった。<br />とすると合体華扇は何色になるのだろう。光の三原色では赤と青を混ぜると紫になる。<br />おお、なんだか賢者っぽいな。華扇の本体ベースなら赤のままという可能性もあるが。<br /><br />真の姿を現した華扇は霊夢に食べ物を投げてよこす。<br />その中身はおにぎり(おむすび)だったが、それを見た霊夢は何かに気が付いたようだった。<br />食べ物で霊夢と魔理沙にそれとなく伝えるというのは、たんぽぽ回で紫がやっていたのを見てから<br />華扇もその後真似をした方法である。だから何かしらの含みがあると思うのだが、これが分からない。<br />最初はおにぎりだから鬼斬りだよというダジャレが思い浮かんだが、あまりにもあんまりなので<br />おむすびの由来であるというカミムスビの線などから調べていったが特にそれらしい説は思い浮かばない。<br />お手上げである。<br />おにぎりの形がそれぞれ違うので、それぞれ魔理沙と早苗が握ったものだという説も見かけた。<br />今回魔理沙と早苗は出てこなかったので、影で何らかの作戦が進行中だったりするのかもしれない。<br />霊夢はおにぎりを頬張りながら、霊夢は華扇との戦いを決意する。<br /><br />ただ華扇は霊夢に倒されることを望んでいそうだとは思う。<br />その結果が単なる退治なのか、それとも本気で生き死にの戦いになるのかまでは読めないが<br />華扇は本当は人喰いをしていた頃の罪を悔いていて<br />あえて霊夢に退治されようとしている…というのは都合が良すぎるだろうか。<br /><br />憑依華以降の44話ぐらいからは露骨に華扇が天人になるという話をクローズアップしていたので<br />華扇が天界に至るまでのプロセスの一つとしてこの戦いがあるのかもしれない。<br />44話などを見るに、肉体を完全に取り戻さなければ天人にはなれないというような話がある。<br />だから腕を取り戻すのもその流れのうちなのだろう。<br />しかし身体を取り戻したからと言って、今の状態で天界に上がれるとはとても思えないのだが。<br /><br />それにしても四天王・茨木華扇って名乗ってるけど<br />妖怪の山の天狗や河童は誰も気付かなかったの…?<br /><br /><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">東方茨歌仙最新49話(後編)Febri掲載中です!<br>告知でありましたように次号50話で茨歌仙は最終回を迎えます…!<br>もう最終話の原作も頂いていますので最後まで頑張って作画担当させていただきます、応援よろしくお願いします!(RT元画像で本編ネタバレ有) <a href="https://t.co/IciM2YDM59">https://t.co/IciM2YDM59</a></p>&mdash; あずまあや(azmaya) (@a_to_z) <a href="https://twitter.com/a_to_z/status/1119156964288647168?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年4月19日</a></blockquote><br /><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br /><br />というわけで次回最終回。結末はいかに。<br />鈴奈庵の最終回みたいに、ものすごい勢いで話を畳むのは勘弁してほしいがページも残り少ない。<br />下手すれば霊夢と華扇の戦いの結末はカットでいきなり後日談からということすらありえるから…。<br /><br /><br />
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東方茨歌仙 第49話『断善修悪の怪腕(前編)』の感想

Febri vol.53掲載東方茨歌仙 第49話『断善修悪の怪腕(前編)』2/14発売「Febri vol.53」にて東方茨歌仙49話(前編)掲載されます!バレンタインですが…バレンタイン回では…無い…!!ぜひぜひよろしくお願いします!https://t.co/pQWK8VNMWQ pic.twitter.com/wUGebsNnlB— あずまあや◆2/17COMITIAあ08a (@a_to_z) 2019年2月13日今からお願いしますがどうか次のお話は掲載リアルタイムで見て頂きたいですお願いしますというお... Febri vol.53掲載<br />東方茨歌仙 第49話『断善修悪の怪腕(前編)』<br /><br /><br /><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">2/14発売「Febri vol.53」にて東方茨歌仙49話(前編)掲載されます!バレンタインですが…バレンタイン回では…無い…!!ぜひぜひよろしくお願いします!<a href="https://t.co/pQWK8VNMWQ">https://t.co/pQWK8VNMWQ</a> <a href="https://t.co/wUGebsNnlB">pic.twitter.com/wUGebsNnlB</a></p>&mdash; あずまあや◆2/17COMITIAあ08a (@a_to_z) <a href="https://twitter.com/a_to_z/status/1095696189897363457?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年2月13日</a></blockquote><br /><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br /><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">今からお願いしますがどうか次のお話は掲載リアルタイムで見て頂きたいですお願いしますというお願いです Febri次号2月14日発売です がんばりました お願いします</p>&mdash; あずまあや◆2/17COMITIAあ08a (@a_to_z) <a href="https://twitter.com/a_to_z/status/1090086125836808192?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年1月29日</a></blockquote><br /><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br /><br />今回の茨歌仙は、あずま先生から異例のリアルタイム推奨宣言がなされた。<br />普段から作品間の話のリンクなどがあるので、リアルタイムで読むことにこしたことはないと思うが<br />時事ネタというわけでもないのに、直々に声明が出されるというのは大変珍しい。<br /><br />個人的に東方で作者さんから今回は大変なことになりますと言われると<br />そこまで言うほどのことだったかな? みたいな感じになりやすいという先入観があるが<br />今回ばかりはそうではなかった。本当に予想だにしない展開となった。<br /><br />カラー扉絵は大変凛々しいバトルモード霊夢。隣のページの9巻の広告の霊夢と好対照である。<br />大入り袋の御札が微妙に締まらない感を出しているが、公式設定だからしょうがない(グリマリ参照)。<br /><br /><br /><br />というわけで本編。<br />前々回無限地獄へ落とされた霊夢は相変わらず闇の中を一人で歩いている。<br />無間地獄の謎の音声が響き渡る中、松明の炎だけを頼りに当て所無く彷徨う霊夢。<br />松明とは言うものの、以前はちゃんと棒が燃えているような感じだったが<br />今回は先端に炎が灯っている謎の棒である。お祓い棒かなという気もしたがそうも見えない。<br /><br />途方に暮れる霊夢のお腹が空腹を訴える。<br />霊魂も腹が減るのか? と霊夢の様子を伺う謎の人影が疑問を呈する。<br />その人影はどう見てもあの人にしか見えないが…。<br /><br /><br />その頃博麗神社では、早苗の張った結界の中にあった霊夢の肉体が消えていることに魔理沙が大騒ぎ。<br />しかし早苗は結界が無傷であることに着目し、霊夢は連れ去られたりしたわけでなく<br />その場から突然消滅してしまったと考察する。<br />魔理沙は霊夢が瞬間移動の使い手であることを思い出し、きっと目を覚まして<br />里の蕎麦屋にでも行ったんだろうと楽観的に考える。<br />早苗は最悪のケースも想定し、別の世界から謎の攻撃を受けてその敵に連れ去られたのかもしれないと考えた。<br />もしかすると本殿で見た戦いの跡は気を引くための罠で、見張りが手薄になった瞬間を狙われた…。<br />二人の顔が青ざめる。<br /><br /><br />再び無間地獄。<br />霊夢はついに空腹に倒れる。<br />周囲にはお見舞いに来ていたと思われる霊夢の知り合いたちの幻が、まるで最期を看取るかのように現れた。<br />昔は他人に興味がないみたいに言われていた霊夢が、こんな幻を見るなんて意外といえば意外だった。<br />なんだかんだ霊夢も変わってきているということか。<br /><br />しかしその中に実体のある人影が混じっていた。先程のあの人にしか見えないような影。<br />それに気付いて霊夢が声を張り上げると幻は消え、残った人影が近づいてくる。<br />その影は、時間の進まない永遠に心だけが苦しむ無間地獄で<br />なぜお腹が空いているのかという疑問を霊夢に投げかけた。<br />霊夢の腹の虫が鳴くと、恥ずかしいのを誤魔化すかのように<br />懐からお祓い棒を取り出し戦闘態勢に移る。<br />誰だってお腹ぐらい空くわよ!と必死に反論する霊夢がとても可愛いぞ。<br /><br />ついに姿を現した黒幕?に殴りかかる霊夢。<br />易者を真っ二つにするような一撃を次々と繰り出すも腕一本に防がれてしまう。<br />無間地獄は本来精神を閉じ込める場所であり、何も見えない、何も触れられない。<br />飢えることも死ぬこともない永遠に虚無を感じる地獄のはずだった。<br />本来は人影すら見ることのできないはずの場所だったが、なぜか霊夢は見ることができた。<br />それはどうやったのかはわからないが、自分の肉体を持ち込んだからだと人影が指摘する。<br />いつの間にか暗闇だけではなくなり、霊夢は周囲の様子も判るようになった。<br />そして人影の正体が明らかになる。それは霊夢のよく知っている人物だった。<br /><br />その正体は茨華仙。少なくとも霊夢はそう認識している。<br />普段頭に付けているシニョンキャップが外れ、そこに隠されたものが姿を現す。<br />それは紛れもない鬼の角。そして普段の温和な性格からは想像できないほどの凶悪な面構え。<br />そして黒タイツ(ストッキング?)である。なかなか良いっすね…。<br /><br />断善修悪の怪腕 茨木童子の腕、と紹介されているからには本人ではないのだろう。(以降、腕華扇と記す)<br />仏教の言葉に『断悪修善』というものがあって、それは全ての煩悩を捨て去るという誓いのことを言うらしい。<br />全ての悪を断ち切って善を修めるという意味の言葉で断悪修善だから<br />断善修悪とはつまりその反対、善を断ち悪そのものになろうとしているということか。<br />しかしここに来て人格を持った腕とは驚いた…。<br /><br />霊夢を永遠に閉じ込めて力を借りるつもりだったが、鬼らしく肉体ごと喰らってやろうと腕華扇が動き出す。<br />腕しか無いくせに!と霊夢は御札を取り出して反撃するが、腕華扇はその攻撃にものともせず霊夢に殴りかかる。<br />霊夢が言うには華扇の姿はあくまでイメージで、実際は腕が飛んでるだけなのか?<br />ただ腕自身も存在しない本体が見えるのか? と言っているので読んでいて多少混乱する。<br /><br />霊夢は紙一重で腕華扇のパンチを躱すが、逸れていった拳が地面に衝突すると大きなヒビを作った。<br />その威力は某ビッグバンインパクトに匹敵する(推定)。<br />鬼の出鱈目なパワーに驚く霊夢は、距離を取って御札による攻撃を続けた。<br />だがその攻撃も腕華扇の霊撃?のような力の放出によって無力化されてしまう。<br />腕華扇は落ちていた柱を持ち上げて投げる。次々と地面に突き立てられる柱を辛うじて避ける霊夢。<br />必死に投げ返す御札も柱によって防がれ、霊夢はその力を前に地面にへたり込む。<br />その美しさもへったくれもない攻撃に、やはり鬼は嫌いだと改めて思う霊夢。<br /><br /><br /><br />という驚愕の展開で次回続く。<br />今回は本来一話分の話を前後編に分けたらしく、いつもよりページ数がちょっと少ない(26P)<br />せっかくのバトルシーン、しかもスペルカード無関係のガチバトルを<br />端折らず描いてくれるというのはありがたいが、生殺しには違いない。<br /><br />それにしても東方の漫画のクライマックスって、なんだかんだバトルやるんだなと改めて思う。<br />儚月抄はそもそも後半はバトルがメインだし、三月精だって紫や霊夢と戦って終わった。<br />鈴奈庵だってマミゾウが百鬼夜行絵巻の妖怪と戦ったし、今回も大詰めの雰囲気がバリバリである。<br />この後は49話後編で腕華扇との決着、50話で大団円…という感じになるのだろうか。<br />おそらくこの後華扇の家にあった陣から、華扇本人や天子小町が霊夢の元に駆けつけて<br />霊夢が無間地獄から救出されるんじゃないかなと思うが、きっと一筋縄ではいかないだろうな。<br /><br /><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">今回茨歌仙の49話が「前編」になっているのは、頂いた原作プロットの分量がたっぷりで作画の都合上により前後編に二分割しました…ので次回掲載は「49話後編」になります!ページ都合で端折ること無く作画もたっぷりでお届けしますので後編は次号をお待ち下さい!</p>&mdash; あずまあや◆2/17COMITIAあ08a (@a_to_z) <a href="https://twitter.com/a_to_z/status/1095978614242238464?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年2月14日</a></blockquote><br /><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br /><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">区切らせていただいた前編もやばいですが後編はもっとやばいっす!私から言えるのは以上です!!!!!続きは4月!!!!!</p>&mdash; あずまあや◆2/17COMITIAあ08a (@a_to_z) <a href="https://twitter.com/a_to_z/status/1095979245975687172?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年2月14日</a></blockquote><br /><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br /><br />前回までは、4月掲載分で10巻分の話が貯まるということで、ちょうどキリがいいし例大祭で出す頒布物に<br />合わせて何か来るんじゃないかという予想があったが、話が分割されることになり49話後編が4月に<br />50話が6月になるのでやっぱり特に合わせてこなさそうである。夏の東方新作には関連はありそうだが。<br />三月精と同じ地獄絡みの話の同時進行ということで、両方関わりがあるのかと思われていたが<br />今回の腕華扇主導の話を見るにどうやら2つの話は深く関係はしていなさそうだ。<br />無間地獄の音声がヘカーティアと同レベルのセンスっぽいので<br />地獄ってこんな感じの場所ですよというのを、予め見せておくつもりの描写だったのかもしれない。<br /><br /><br />それにしても今回の話のキモは華扇の鬼バレに尽きる(正確には本人ではないが)。<br />鬼であることが霊夢たちにバレたときに茨華仙が終わる、というのが大勢の認識だったこともあるし<br />むしろ正体に触れないまま茨歌仙が終了することすら考えられたのだから、ちゃんとバラしたことさえ驚きであった。<br />メタ的にはどうせ鬼なんでしょ、というのはとっくに分かっていたことであったけども。(最初から有角の仙人って言われてたし)<br />鬼の角もせいぜいシニョンキャップに収まる程度の小ささだろうと思っていたが<br />そんなの関係ねぇ!とばかりに収まりきらない大きな角が生えていたのは思わず笑ってしまった。<br />32話のときにあったマミゾウの想像したシルエットでは、華扇の正体はゲッター○ボだとネタにされていたが<br />実際見てみると想像以上にゲッター○ボだった。ゲッター○ボGの敵は百鬼帝国だし無関係とは言えないな!<br /><br />こうなると華扇本人は黒幕ではないと思うので(まだわからないけど)これまでの流れを想像してみると<br />本殿で倒れている霊夢と現場の戦いの後を見て、何があったか理解した華扇が霊夢を母屋に運んで寝かせ<br />自分の家から地獄への入り口を開いて霊夢の魂を追跡。そしてそれを見つけた天子と小町が<br />華扇を追いかけるようにして地獄へ向かう。そして誰かが、もしくは自分で霊夢の肉体を魂の元へ移動させる。<br />そんな感じだろうか。<br /><br />霊夢の肉体を移動させたのは誰か、という点についてだが本命はやはり紫…だとつまらないので。<br />霊夢が自分で呼び寄せた説を推そうかな。霊夢は瞬間移動が可能だと話の中でも触れられているし<br />それをやった自覚がないとしても、ダブルスポイラーの『夢想亜空穴』のコメントなどを見ると<br />本人が気付かないうちに瞬間移動している場合もあるらしいので。<br />腕華扇が言った、霊夢の魂を無間地獄に閉じ込めて力を借りるというのもどういうことかなと考えたが<br />身体の中身が空っぽなら完全憑依が可能…ってことでいいのだろうか? ちょっとよくわからない。<br /><br />そして華扇の分身のような姿の茨木童子の腕。平安時代に鬼の四天王として萃香や勇儀と暴れていた頃は<br />きっとこんな感じだったに違いないというのを思わせるに十分なワルい華扇だった。<br />黒ストというのは先に書いた通りだが、本人と違い足に重りがついているのは封印されているからということか?<br /><br />よくよく考えてみると、華扇は腕を探しているとは言ったが、それをどうしたいかについては言ったことはなかった気がする。<br />自分の腕が悪の人格に染まっているということで、もしかすると昔の自分と決着を付けるために腕を探していたのかもしれない。<br />いずれ自分の邪悪な心を自分の手によって始末することによって、晴れて天人として認められる…とか。<br /><br />そんな話どこかで見たことあるなあと思って<br />真っ先に思い浮かんだのは、ドラゴンボールに登場するピッコロと神様の関係だった。<br />(もしくはナイトガンダムとブラックドラゴンとか。古いのばっかり)<br />神様は神として認められるために、悪の心としてピッコロを分離させた。<br />そんな感じでかつて一条戻り橋で渡辺綱によって茨木童子の腕が斬られたときに<br />善の心と悪の心に別れたのではないか、と腕の様子を見て想像した。<br />善の心を持った鬼は仙人の修行をし、いずれは天人になろうと考えた…のか?<br />仙人になった理由は人に近づきたかったから…的なことを17話の神子との会話で言っていた気がする。<br />PS4版深秘録において、鈴仙で華扇に勝ったときの台詞、心の奥底は冷淡で非人間的と評されていたし<br />これまでの展開から見ても仙人の華扇もまるっきり善人というわけでもなさそうなんだけど。<br /><br />ただ百薬枡の話のときに、飲み続けないと腕が腐ってしまうと言っていたのが気になる。<br />自分の邪悪な部分を腕に持たせ、本体は天人として認められた後に腕と合体しようと考えた?<br />まあ今のところはほとんど想像に過ぎない。<br /><br /><br />しかしながら霊夢がどこで鬼の腕を見つけてきたのか、ということや<br />箱開けてないのになんで腕が外に出てるのか、ということもいまだに謎だ。<br />もしかしたら箱の中の腕と目の前にいる茨木童子の腕は別物だったり?<br />第一話を見るに、華扇は自分の腕をミイラ状態だと思っているようだし…。<br />多分その謎も今後明かされるに違いない、と期待しながら次回を待とう。<br /><br /><br />
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東方茨歌仙 第48話『迷者不問の暗黒郷』の感想

Febri vol.52掲載東方茨歌仙 第48話『迷者不問の暗黒郷』東方茨歌仙・最新話掲載のFebriは明日13日発売です!電子書籍は日付変更直後から見れると思います!よろしくお願いします~!https://t.co/NsSYGivlzJ https://t.co/w28fVQJzqb— あずまあや3日目シ10a (@a_to_z) 2018年12月12日前回に引き続き霊夢は倒れたまま。天子はなんと茨歌仙四話連続の登場。霊夢の出番が少ないこともあってすっかり主人公の風格である。この... Febri vol.52掲載<br />東方茨歌仙 第48話『迷者不問の暗黒郷』<br /><br /><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">東方茨歌仙・最新話掲載のFebriは明日13日発売です!電子書籍は日付変更直後から見れると思います!よろしくお願いします~!<a href="https://t.co/NsSYGivlzJ">https://t.co/NsSYGivlzJ</a> <a href="https://t.co/w28fVQJzqb">https://t.co/w28fVQJzqb</a></p>&mdash; あずまあや3日目シ10a (@a_to_z) <a href="https://twitter.com/a_to_z/status/1072809608467570690?ref_src=twsrc%5Etfw">2018年12月12日</a></blockquote><br /><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br /><br />前回に引き続き霊夢は倒れたまま。天子はなんと茨歌仙四話連続の登場。<br />霊夢の出番が少ないこともあってすっかり主人公の風格である。<br />このままいくと10巻は全話天子が出ることになりそうだ。<br /><br />扉絵は魔理沙と早苗と小町と天子の四人。今回はこの四人がメインとなる。<br />まさか次のゲームもこの四人がメイン…? などどいうのはいささか早すぎるか。<br />そもそもそれだと霊夢がいないことになるが、しかし既成概念に囚われることを嫌うZUNさんのことだから<br />もはや常識になってしまった主人公霊夢を、あえて外してくることが絶対ないとは言い切れない。<br />そんな何か新しいことが起こりそうな茨歌仙最新話。<br /><br /><br />さっそく本編へ。<br />三途の川で話をする天子と小町。<br />前回ノープランながら今の霊夢の状況を調べるとみんなの前で言った手前か、早速行動に移している天子。<br />霊が地獄へ行ってしまった霊夢の行方を専門家に訪ねているようだ。<br />しかし地獄で苦しめられるのは、死後も肉体に未練を持っている者だけという小町。<br />生きたまま霊魂だけが地獄へ行くのは聞いたことがないらしい。<br />気になるのでボス(四季映姫)に霊夢のことを聞いみるという。<br /><br />小町は天人が人間のことに熱心になるのはどういう風の吹き回しなのかと尋ねた。<br />天子は霊夢から血生臭い地獄のような匂いがするといい<br />天人として地獄が地上に手を出そうとしているのを見過ごせないという。<br />小町はそれを見て、普段邪険に扱われているから<br />人間に頼られることが嬉しかったんだろうと察する。<br /><br /><br />その頃博麗神社では。<br />相変わらず眠ったままの霊夢を見張っている魔理沙と早苗。<br />状況には全く変化がなく、医者(永琳)も定期的に問診に来ることもあって<br />お見舞いの客も途絶え、前回見舞金を徴収していたにとりも商売にならないと引き上げていったようだ。<br />見舞い客が来ているコマには前回のメンツに加えて、レミリアやチルノの姿も見える。<br />チルノに払う金があったのかどうかは謎だが。<br /><br />魔理沙は早苗と交代で霊夢の見張りをやっている間、独自に調査を進めていたらしい。<br />にとりが前回霊夢に秘策ありと言っていたことについては<br />客寄せ出来るアイテムを手に入れていたらしいという情報を入手していた。<br />前回の最後に霊夢が持っていた鬼の腕のことで間違いないだろう。<br /><br />しかし魔理沙はそこまで詳しくは分からなかったらしく、ふたたび早苗に見張りを任せ<br />その客寄せできるアイテムを探しに神社を探索しようとしていた。<br />しかし早苗も同行すると言い出し、霊夢に何か反応があったらすぐに判るという結界を張る。<br />今回、魔理沙と早苗の二人きりだからか早苗がかなり砕けた口調になっている。<br />霊夢をさん付けせずに呼び捨てしているが、どうやら霊夢が側にいるかどうかで態度を変えている?<br />今は霊夢が目覚めないことがわかっているので呼び捨てになっているのだろうか?<br /><br /><br />その頃天子は、前回から影も形も見えない華仙の家を訪れていた。<br />最近姿を見かけないというのは、どうやら幻想郷の住人にとっても同じのようだ。<br />返事がないので天子は家の周囲を調べるが、そこかしこに強い封印がかかっていて中に入ることができない。<br />まるで中から何かを逃げ出さないようにしているみたいと天子は思い<br />寝たきりの霊夢についてはここが怪しいと結論づける。<br />天子は懐から緋想の剣を取り出すと、封印された扉に向かって斬りかかった。<br /><br /><br />ふたたび博麗神社。<br />魔理沙と早苗は家探しをしていたが、とくに目ぼしいものは見つけられなかった。<br />しかし魔理沙は神社の本堂に気になるモノをみつけたという。<br />余談だが、本堂はお寺に使う言葉であって、神社なら本殿のはずでは…?(以後本殿を使う)<br />博麗神社の本殿。何気に東方に出てくるのは初めて…だと思う。<br />そもそも本殿があったのかという感じで、外から見てどこが本殿なのかよく分かっていなかった。<br />二人がそこで見たものは夥しい数の爪の跡と千切れた御札。つまり戦いの跡だった。<br /><br /><br />場面はまた華仙の家に戻る。<br />結局緋想の剣でも封印は破れず、扉と格闘し続ける天子。<br />今度は要石でもお見舞いしてやろうかとしているところに小町がやってくる。<br />この屋敷は寝たきりの霊夢と関係があるに違いないと確信している天子は<br />小町の距離を操る能力を使って屋敷に入ろうと試みる。<br />扉の厚さを引き伸ばし、封印と扉の隙間を作れば斬ることができるということらしい。<br />空き巣の片棒を担げと言う天子の提案に小町は乗る。<br />緋想天の頃から絡みがある二人だから、この組み合わせなのかと思ったが<br />それもあるだろうが多分別の理由だろう。<br />この二人は華扇ともそれぞれ知り合いであって、華扇の仙人としての知り合いが天子で<br />華仙の鬼…?として知り合いが小町なのだ。よって華扇の二面性を表していると思われる。<br />天人を目指す仙人茨歌仙と自称大悪党の茨木華扇を使い分けているのだ。<br /><br />小町が詠唱すると周囲はまるで槐安通路のような格子のある空間に変化。<br />封印された入り口の扉をバラバラに分解することに成功する。<br />阿頼耶識~と言っているが阿頼耶識を一言で説明するのは自分には無理なので省略する。エイトセンシズである。<br />東方の○○する程度の能力というのは何種類かあって、自分の得意技や技能<br />種族としての特性や願望みたいなものまで、自己申告制なのでキャラによってスタンスがそれぞれ違うが<br />詠唱が必要ということは、距離を操る程度の能力は死神に予め備わっている能力というわけではなく<br />後天的に習得する技というか術?なんだろうか。<br />この描写を見てなんだか能力バトル漫画っぽいと思ったのは自分だけではないはず。<br />ハンターハンターとかジョジョとかそんな感じ。能力の使い方バリエーションの貴重な描写だ。<br /><br />小町曰く扉の厚さを可変にしたそうだが、絵で見るとどうもわかりにくい。<br />扉のパーツの隙間の距離を広げてその間を通ったという感じの描写に見える。<br />そうして扉の間を通ると、途中に華仙が施したと思われる薄い一枚の封印があった。<br />封印を通り過ぎた天子は、今度こそ緋想の剣で扉を破壊する。<br />これ、既に封印は通り過ぎて中に入れてるんだから、破壊する必要あった…?<br />単に鬱憤晴らしに破壊しただけかもしれない。多分。<br /><br />家の中の様子は普段と変わらず、単に留守だっただけかもと焦る二人。<br />小町は霊夢のことを閻魔(四季映姫)に聞いてきたという。<br />地獄で見たという噂はあるが、正規ルートでの入獄ではないため鬼の管理下にはないらしい。<br />鬼と言えばこの屋敷の主も……と小町が言いかけたとき、天子がやはり当たりだと確信する。<br />霊夢からも臭っていた血生臭い匂いがある部屋から匂うという。天子はその扉を蹴り破って中に入る。<br /><br />そこは茨歌仙の書斎だった。天子が乱暴に散らかっている本をどかすと<br />床に八卦と八芒星(オクタグラム)を組み合わせたような魔法陣?を発見。<br />鬼門(北東)の方向だけがかすれたようになっていて、開放されていた。<br />それはまさしく地獄への通路であり、華扇は地獄と繋がっていると天子は断定。<br />その様子を見てどうしたものかといった顔の小町。<br /><br />一方本殿を探す魔理沙たちを尻目に、霊夢の姿はどこかへ消えていた。<br />早苗の結界役立たず!<br /><br /><br /><br />というところで今回のお話は終わり。まだまだ地獄編は続きそう。<br />華扇が何を思うのか、鬼の腕との関係は何か、華仙の屋敷にあったモノは何なのか?<br />眠り続ける霊夢と無間地獄の謎、なぜ霊夢の身体が消えたのか<br />そして三月精のエピソードとの関連性…いやいや謎が多すぎる。<br />先が読めなくて面白い。<br /><br />前回から多少時間経過しているらしいが、それでもキャラの服装は秋のままなので<br />現実の暦とはズレたようだ。東方の漫画作品は、クライマックスになると時間経過が緩やかになるという特徴がある。<br />儚月抄で月に行ってから、鈴奈庵で小鈴が行方不明になったときなどがそれにあたる。<br />今回も同じなら、もうかなり終わりが近いのでは? という予感もある。<br /><br />そして華仙の屋敷に書かれていた魔法陣?についてちょっと考えてみる。<br />八卦は道教なので仙人が用いるのは普通だ。では八芒星は何なんだろうか?<br />ローマ数字(IとかII)が一緒に書かれているためおそらく西洋の八芒星だと見て間違いないと思う。<br />ちょっと調べてみたところ、ベツレヘムの星という東方の三賢者にキリストの誕生を知らせた星が八芒星で表現されるという。<br />これはもしや華扇が幻想郷の賢者であることの暗示ということなんだろうか?<br />それとも結界ということで他の幻想郷の賢者…つまり紫の介入があったのかもしれない。<br />東方においてはスペルカードの発動エフェクトなどは西洋的な魔法陣が展開されたりするので<br />華仙が使うスペルが東西折衷の形になっていたとしてもなんら不思議ではないので、考え過ぎかもしれないが。<br /><br />そんな感じで今回はおしまい。<br /><br /><br />
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東方茨歌仙 第47話『幸災楽禍の理想郷』の感想

Febri vol.51掲載東方茨歌仙 第47話『幸災楽禍の理想郷』本日Febri vol.51発売日です!東方茨歌仙47話掲載されています!どうぞよろしくお願いします!!!!とだけ…!!!すごい展開だ!ぜひ本誌で!また電子書籍も同日発売です!https://t.co/OMdvUg3IY9— あずまあや(azmaya) (@a_to_z) 2018年10月17日ZUNさん都合の休載を経て47話。気がついたら43話からずっと茨歌仙の感想を書いてなかったみたい。例大祭の原稿と被った... Febri vol.51掲載<br />東方茨歌仙 第47話『幸災楽禍の理想郷』<br /><br /><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">本日Febri vol.51発売日です!東方茨歌仙47話掲載されています!どうぞよろしくお願いします!!!!とだけ…!!!すごい展開だ!ぜひ本誌で!<br>また電子書籍も同日発売です!<a href="https://t.co/OMdvUg3IY9">https://t.co/OMdvUg3IY9</a></p>&mdash; あずまあや(azmaya) (@a_to_z) <a href="https://twitter.com/a_to_z/status/1052526372340387840?ref_src=twsrc%5Etfw">2018年10月17日</a></blockquote><br /><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br /><br />ZUNさん都合の休載を経て47話。<br />気がついたら43話からずっと茨歌仙の感想を書いてなかったみたい。<br />例大祭の原稿と被ったりして色々と間が悪かったので<br />今回からまた頑張っていきたい。<br /><br /><br /><br /><br />というわけで本編。<br />のっけから永遠亭を探して彷徨う魔理沙。<br />そこ見かねた兎たちが道案内をしてくれる。<br />そういうこともあるんだ? みたいな感じの描写。<br />妹紅に頼むとかはできなかったのかな?<br />そんな兎たちを狩って食おうというのだから、幻想郷の人間のメンタルはやばい。<br /><br /><br />一方その頃博麗神社では、昏睡状態になった霊夢の話を聞きつけて咲夜や早苗が様子を見に来る。<br />さっきの魔理沙は、どうやらこの霊夢のために永琳を呼びにいったらしい。<br />霊夢が空腹で倒れたものと思って、何もない空間から食べ物をパっと取り出す咲夜さん。<br />早苗は霊夢を目覚めさせるために、色々と道具を広げて儀式めいたことをやっていたが<br />逆に貴方が封印しているように見えると咲夜さんに突っ込まれる。<br /><br />魔理沙がようやく永琳を神社につれて帰ってくると<br />二人は咲夜が持ってきた料理を食べながら談笑している真っ最中。結構この二人仲がいい。<br />さっそく霊夢を診る永琳だが、見たところ聴診器ぐらいしか見当たらないのに<br />一体何で脳波を調べているのか…? しかし霊夢は病気ではないので治療法はないという永琳。<br />このままでも身体が腐らない薬を出すものの、目覚めさせる薬ではないという。<br />永琳は本人か誰かの意志で目を覚まさないのだろうということで<br />第三者が邪魔をしないほうがいいと言って神社を立ち去る。<br /><br />永琳が立ち去った途端あの薮医者!と悪態をつく魔理沙。<br />眠っている奴にどうやって薬を飲ませればいいんだと言っているが<br />前回は食あたりで三途の川を渡りかけていた霊夢に薬を飲ませていたような…。<br />というか今回の話は前回と色々と被っている。<br />単行本で見たらまた霊夢殿が死んでおられるぞ!って感じになりそう。<br />薬が前回の丹と違って粉薬っぽいので、どうやって飲ませればいいんだと思うのはまあ仕方がない。<br />結局永琳でも原因不明としかわからなかったので、霊夢が目覚めるまでみんなで神社を見張ることに。<br /><br /><br /><br />翌日話を聞きつけた妖夢が神社にやってくる。<br />妖夢は空を飛んで神社までやってきたらしいが、漫画で見ると結構新鮮な低空飛行描写。<br />漫画だと大抵みんな鳥居をくぐってやってくる印象が強く<br />飛んでいるのはだいたい魔理沙ぐらいなものである。<br /><br />妖夢は境内で『倒れ霊夢』の看板を見つけ、まるでお葬式みたいと思いながら障子を開けると<br />そこには霊夢を心配に思って駆けつけた人妖達が! 酒盛りを!<br />人間たちはさることながら、マミゾウやあうん、アリスの姿も見える。<br />なんかすごい久しぶりに見た気がする原作アリス。台詞は無し。<br /><br />そこにお見舞金として金を徴収しようとするにとり。妖夢がチャリーンとお金を支払っているが<br />この描写なんか違和感あるな…と思ったので過去を遡ってみたら<br />文花帖のときはお給金も出ないみたいな文とのやりとりがあったのでどうもそのせいらしい。<br />ようやく幽々子からお小遣いが貰えるようになったのかな…と思うと涙を禁じ得ない。<br />まあ厳密に言えば、儚月抄でもおそらく自費で霖之助から科学雑誌購入してたりしたけども。<br /><br />妖夢がどうして倒れた霊夢の周りで宴会してるのかと魔理沙に尋ねると<br />周囲で騒いでいれば、いてもたってもいられず起きてくるに違いないという天の岩戸作戦のつもりらしい。<br />妖夢は霊夢が健康体であることを知るとほっとするが、見舞金を騙し取られたことに気付いて落ち込む。<br />霊夢の昏睡状態は既に二日間に及んでいた。<br /><br />やがて霊夢が倒れた謎を解き明かすために集まった人妖の中で情報交換が始まる。<br />マミゾウは掃除中の霊夢がそわそわしていたのを目撃し、にとりは紅葉祭りの概要を聞きに来たときのことを話す。<br />にとりは紅葉祭りの成功を疑問視していたが、霊夢は絶対の秘策アリと自信満々のようだった。<br /><br />ここで妖夢から、彼岸で霊夢に似た幽霊を目撃したという噂を聞く。<br />それについて冥界で幽霊たちから質問攻めにあっていたらしい。<br />妖夢が博麗神社を訪ねたのはそういう理由があったからだという。<br />確か幽霊は喋れない…みたいなことが求聞史紀に書いてあった気がするが<br />妖夢は幽霊との意思疎通が可能なようだ。さすが半人半霊ということなのか。<br /><br />ここでそれまで黙って座っていた天子が待ってましたとばかりに存在を主張しだす。<br />今の霊夢からは、天子が最も嫌う血なまぐさい死の穢れの匂いがぷんぷんするという。<br />その霊夢の霊魂の痕跡から、霊夢の霊魂は死の穢れで充満している地獄だと言い放つ天子。<br />ざわめく一同。<br /><br /><br /><br />一方その頃、霊夢はいくら進んでも終わりのない暗闇の中を、たいまつの炎を頼りに一人歩いていた。<br />その脇には霊力あふれる珍品の入った小箱を抱えていたが、まさか罠だったとは…と独りごちる。<br />そんな暗闇に、ウェルカムトゥヘル!という音声が響き渡った。その音声によるとここは無限地獄。<br />まるで録音されたような音声に霊夢の苛立ちは募るばかり。<br />霊夢に録音という概念があるんだなというのがちょっと驚いた。<br /><br /><br />再び博麗神社。天子に霊夢は地獄に行ったという話を聞いた一同は、やっぱり…といった感じで納得しかけていた。<br />自ら望んだまま地獄には行かないだろうということで、誰かから攻撃されているんじゃないかと天子は結論付ける。<br />心配ないなと言うと、霊夢が大好きで仕方のない魔理沙は一人だけ必死に抵抗する。<br />しかし天子は勝ったら戻ってくるし負けたら地獄で裁きの手間が省けるだけと返されてしまう。<br />なんだか霊夢が地獄へ行くのが当然みたいな話の流れになっているが<br />花映塚の頃は死んでも地獄にすら行けないと言われていたのに比べたら多少はマシ…なのだろうか?<br /><br />天子は地獄に詳しいやつに聞いてきて、どういう状況なのか調べておいてやると安請け合いしたが<br />実際は完全にノープラン。前回で小町と知り合いになったので、その繋がりをさっそく利用しようということだろうけど。<br /><br /><br />そして再び無間地獄。<br />歩き疲れた霊夢が脇に抱えた箱を投げ捨てるが、それ自体に魔力があるかのように霊夢の手元に戻ってきてしまう。<br />その箱にはなんと『鬼の腕』という文字が書かれていたのだった。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />というわけで今回はなんと…ノー華扇でフィニッシュ! 茨歌仙とは一体…。<br />いやそこじゃなくて。<br /><br /><br />色々と驚きの展開というかなんというか。<br />霊夢が死んで永琳のお世話になって…というところまで前回と一緒なので手抜きかな? と最初はと思ったものの<br />三月精が始まってからじわじわと動き出していた地獄編(仮)と、華扇の目的であった鬼の腕の二つが同時に動き出して<br />なんだか話を締めにかかってるような、次のゲームへの仕込みのような、かなり続きが気になる感じに。<br /><br />それにしても天子が憑依華で復帰してから、もう毎回のように茨歌仙に登場していて<br />この推しっぷりと、華扇が天人になりたい話と含めてこの先ガッツリ関わりそうだなというのを感じる。<br /><br />次回作は地獄に行った霊夢を他のキャラたちが救出する、初の霊夢が出ないゲーなのでは? というのを思ったり。<br />霊夢のお見舞いに来ているキャラはあうんを除いて全員自機経験者だったりするので、そうなるとあうんが次の自機候補?<br />こうなるといかにも与太話という感じになってくるけど、茨歌仙も50話がちょうど例大祭前になるので<br />それに合わせて仕込みをしていくのでは? ともいうのは考え過ぎだろうか。<br /><br />無間地獄の音声がウェルカムトゥヘルだったりするのが、どうにもヘカーティアかその眷属の差金っぽい。<br />三月精が次の話から四話連続のシリアス話らしく、こっちも地獄の話になるんじゃないかと言われているので<br />こうなるといやがうえにも話のクロスを期待してしまう。そういう意味でも三月精の今後の展開に注目したい。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />それともう一つ、もう結構前の話になりますが去る9月1日、秋葉原のメロンブックスで行われた<br />あずまあや先生のサイン会に行ってきました(唐突なですます口調)。<br />今年は例大祭のおみくじを当ててZUNさんのサインも貰ったので、くじ運は良かったらしいです。<br /><br /><a href="https://blog-imgs-119.fc2.com/t/h/e/theylivewesleep/DSC_0669.jpg" target="_blank"><img src="https://blog-imgs-119.fc2.com/t/h/e/theylivewesleep/DSC_0669s.jpg" alt="サイン1" border="0" width="400" height="300" /></a><br /><br />5階にある特設会場で開催されたんですが、狭いところに人がひしめき合っていて結構な圧迫感が。<br />ここで話したことはインターネッツには書かないでください!とあずま先生が仰っていたので<br />書くのは控えたいと思いますが、連載のこぼれ話がちらほらあって非常に興味深い内容が多かったです。<br /><br /><a href="https://blog-imgs-119.fc2.com/t/h/e/theylivewesleep/DSC_0670.jpg" target="_blank"><img src="https://blog-imgs-119.fc2.com/t/h/e/theylivewesleep/DSC_0670s.jpg" alt="サイン2" border="0" width="400" height="300" /></a><br /><br />サインには咲夜さんを描いていただきました。今回の話に出てきたのと比べてもちょっと幼い感じで可愛いです。<br />あずま先生どうもお疲れ様でした、そしてありがとうございました。<br /><br /><br />
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東方茨歌仙 43話『博麗神社は富を寄せ付けない』の感想

Febri vol.46掲載東方茨歌仙 43話『博麗神社は富を寄せ付けない』お待たせしました、東方茨歌仙43話掲載のFebri vol.46本日発売です!初詣を巡る博麗神社と守矢神社のバトル(?)…ドヤ顔とギャグ顔を沢山描いたな…と思います!!どうぞよろしくお願いします! https://t.co/bd45zNBIYG— あずまあや◆3日目ミ06a (@a_to_z) 2017年12月26日前回からおよそ二ヶ月半が空き、なんだか久しぶりな感じのする茨歌仙。今回は架空索... Febri vol.46掲載<br />東方茨歌仙 43話『博麗神社は富を寄せ付けない』<br /><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">お待たせしました、東方茨歌仙43話掲載のFebri vol.46本日発売です!初詣を巡る博麗神社と守矢神社のバトル(?)…ドヤ顔とギャグ顔を沢山描いたな…と思います!!どうぞよろしくお願いします! <a href="https://t.co/bd45zNBIYG">https://t.co/bd45zNBIYG</a></p>&mdash; あずまあや◆3日目ミ06a (@a_to_z) <a href="https://twitter.com/a_to_z/status/945632141710311424?ref_src=twsrc%5Etfw">2017年12月26日</a></blockquote><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />前回からおよそ二ヶ月半が空き、なんだか久しぶりな感じのする茨歌仙。<br />今回は架空索道が出来て初めての正月を迎え、それによって起こる博麗神社の悲劇と喜劇の話となった。<br /><br /><br />本編。<br />年末年始を控え、青ざめる霊夢。<br />架空索道が完成したことによって、初詣の参拝客を守矢神社に取られてしまうかもしれないという危機に晒されていた。<br />霊夢はいかにもなレタリング文字の入った守矢神社の二年参りと初日の出ツアーのビラを華扇に見せる。<br />華扇はただでさえ危険な冬の夜にわざわざ博麗神社に来る人間はいないと言うものの<br />深夜にむき出しのロープウェイに乗って守矢神社に行くのも相当危険&寒い気がするが…。<br />霊夢はつるはしを担ぎ出し索道に破壊工作をしようとするが華扇に止めらてしまう。<br /><br />対守矢神社の対策会議が開かれる。<br />魔理沙が屋台を充実させればいいと提案するが、屋台は河童や妖精達への外注なので<br />利益のために客が多い方にしか店を出さないかもしれないという。<br />河童はともかく、妖精の屋台の始まりは元々命蓮寺の縁日に対抗したものだったのに<br />いつの間にか河童に影響されてかショバ代を取るようになっていたとは薄情な話だ。<br /><br />二人でやいのやいのとやっていると、そこに早苗がやってくる。<br />早苗がリボンのついたマフラーをしているが、20話の酉の市のときの霊夢のマフラーに近い形をしている。お揃いか?<br />早苗はイベントの反響をしれっと自慢しつつ、人手が足りないので協力してほしいと霊夢にお願いしてくる。<br />このときの早苗の仕草が最高にあざとい。<br />その発言にはさすがの霊夢もキレたらしく、早苗が帰った後灯籠を蹴り飛ばそうとするものの自分の足を痛めるばかり。<br />首を突っ込むつもりのなかった華扇も早苗の挑発的な態度を見て気が変わったようで、霊夢に協力することに。<br />華扇には天狗や河童と組んでいる守矢神社をこれ以上調子づかせてはいけないという目論見もあるようだった。<br />すごく妖怪の賢者っぽい!<br /><br />こうして霊夢・魔理沙・華扇は守矢神社打倒のために手を組む。<br />昼夜を問わず作戦会議が続き、その結果普段は思いつかないようなアイデアが飛び出し、やがて勝利を確信するようなった。<br />その間早苗がときどき様子を見に来ていたが、やがて意に介することはなくなっていたようだった。<br /><br />正月当日。<br />三人のアイデアとは、観覧車と動物のアトラクション、屋根の上に登る索道という、元日限りの博麗ランド構想であった。<br />よく三人でこんなの作ったなという感じだが、建設が得意な鬼がいる…おおっと。<br />もしかしたら三月精でやっていた、天香香背男命を討伐する儀式もせずにこんなものを作っていたのかと思うと…。<br />しかしその努力も虚しく、神社には閑古鳥が鳴くばかり。<br />まばらに参拝客は来ていたものの、博麗ランド自体は全く繁盛していなかった。<br />近所の人はみんな守矢へ行ってしまっただろうに、博麗神社に来てくれるだけでもありがたいものだが<br />それで博麗ランドなどをやっていた日には相当気まずいに違いない。<br />それにしても観覧車や索道の動力は一体何だろう? 架空索道のように水力とはいかないはずだし。<br /><br />そうして敗北を確信した霊夢たちが項垂れる一方、守矢神社は大繁盛。<br />メガホンを手に持つ早苗の元にはあうんがいた。お守りを全て完売させる有能ぶりだったが<br />霊夢たちが博麗ランドの準備で忙しそうだったので山の上の神社を手伝っているらしい。<br />早苗は博麗神社のアトラクションの噂を聞いて、正月からそんなものを求めているのは誰もいないのに、と独りごちた。<br />このときの早苗の格好がなんと普通の巫女装束。<br />普段の風祝服だと思われていたアレは布教活動や戦闘用の服だった可能性が?<br /><br />夜になってアトラクションを解体する三人は、冷静な判断ができなくなっていたと反省会。<br />華扇もどうかしていたという様子で、とても妖怪の賢者の可能性のあるキャラとは思えない。<br />そこに守矢神社へ行っていたあうんが帰ってくる。実はあうんは華扇が送り込んだスパイだった。さすが動物使い(?)。<br />博麗ランド計画が成功した暁には、守矢が対策をしてくるはずだったので、そのためのスパイだったと華扇は言うが<br />結果的にそれは無意味になり、むしろ守矢神社を最後まで手伝うことになったという。<br /><br />しかしそれでもあうんは情報収集しており、守矢のお守りを売ったときの帳簿をそのまま持ってきていた。油断も隙もない。<br />観察するのが好きらしく、その帳簿を参考に売れる商品や客層、時間帯の売れ行きなどがわかるとあうんは言う。<br />しかしお守りの売れ行きが良かったのは実際、あうんの可愛さが影響しているような気がしなくもない。今回はそれくらい可愛い。<br />完売の文字が乱れ飛ぶ帳簿を見て涙を流す霊夢。<br /><br />しかしそのあうんの姿勢に感激した華扇たちは、商売のための地道な努力を思い出し営業活動を始め<br />博麗神社までの道を除雪したり、命蓮寺に出張営業やパフォーマンスをして<br />その成果によって参拝客が少しづつ戻ってきたのだった。<br /><br />参拝客のいる境内を眺める霊夢とあうんの二人。<br />頑張ったわりには成果が少ないと感じている霊夢に、こういう地道な活動が成功の近道だと諭すあうん。<br />そこに早苗がやってきて、少し雰囲気が変わり神社らしくなったと言う。<br />早苗に褒められた霊夢は顔を真っ赤にして照れて舞い上がる。<br />早苗はそれでこそライバルだと霊夢の評価を改めるのだった。<br />心綺楼の話のときに華扇に応援されたときも顔を赤くしていたが、霊夢ってこういうのに弱いのか。<br /><br />しかし霊夢は生来の努力嫌いと、早苗に褒められたことに満足したらしく、努力するのを止めてしまう。<br />霊夢は参拝客が離れてしまっても、努力を続けるくらいなら貧しさを取ると思われる。<br />博麗神社は儲かることを拒絶しているかのように見えた…。というナレーションで締め。<br /><br /><br /><br />あうんちゃんは前回に引き続き登場し、準レギュラーのような感じに。<br />設定txtにも守矢神社にも行っているようなことが書いてあったので展開は非常に自然。<br />今回はさすがにかりゆしでは寒いのか、中華っぽい服で登場した。というか冬服華扇ちゃんとかなり被ってる。<br />わりと策士というか、観察したものを把握する能力というか習性が描写された。<br />可愛いのでどこに行ってもマスコット的な扱いを受けられて得なキャラだと思う。<br />摩多羅との間接的なつながりで華扇があうんを使役した…というのは深読みしすぎか。<br /><br />博麗神社が儲かることを拒絶している、などと唐突に出てきたり<br />華扇によってこの神社に関わるとお金に対する才気が絶望的になる気がする、などと言われたり<br />ついに博麗神社の祭神について言及される、その前触れなのかと思ってしまう。<br />天空璋以後の新シリーズはそういう話になっていくのだろうか。<br />今回の話だけを見るとケセランパサラン回のような単独の話のようにも見えるので、正直なんとも言えない。<br />まあ単純に貧乏神とか、魅魔様だということはないと思うけど。<br /><br />時期的に憑依華と関係のある話になるかと思われたが、それも多分なさそうだ。<br /><br /><br />
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東方茨歌仙 第42話『四季を取り戻せ』の感想

Febri vol.44掲載東方茨歌仙 第42話『四季を取り戻せ』本日Febri vol.44発売日です、東方茨歌仙42話掲載されています!前日譚が2回に渡りありました天空璋の後日譚です…!盛りだくさんですので見ていただけたら嬉しいです!どうぞよろしくお願いします!— あずまあや◆秋例大祭あ07ab (@a_to_z) 2017年10月13日東方原作に登場したキャラが漫画の方にすぐ登場する、というのは最近のパターンになっているが早速隠岐奈が登場し... Febri vol.44掲載<br />東方茨歌仙 第42話『四季を取り戻せ』<br /><br /><br /><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">本日Febri vol.44発売日です、東方茨歌仙42話掲載されています!前日譚が2回に渡りありました天空璋の後日譚です…!盛りだくさんですので見ていただけたら嬉しいです!どうぞよろしくお願いします!</p>&mdash; あずまあや◆秋例大祭あ07ab (@a_to_z) <a href="https://twitter.com/a_to_z/status/918755836872163328?ref_src=twsrc%5Etfw">2017年10月13日</a></blockquote><script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br /><br />東方原作に登場したキャラが漫画の方にすぐ登場する、というのは最近のパターンになっているが<br />早速隠岐奈が登場したり、華扇との関係に言及したり、従来よりもかなり突っ込んだ<br />天空璋EXの直接の続きとなるネタバラシ回となった。<br />この話が収録された単行本はかなり先の話になると思うので、できるだけ自分で読んでおいたほうが懸命だと個人的には思う。<br /><br /><br />扉ページは大きく高麗野あうんちゃん。個人的に天空璋の当たりキャラ。駄犬かわいい。<br />ぽっと出のキャラなのに、天空璋ではまるでずっと前から霊夢のことを知っていたかのような雰囲気を醸し出しているあうん。<br />それは一体何故なのかというのを軸にしつつ、異変の首謀者が誰なのか知っている素振りを見せた<br />華扇と四季異変の取材を続けている文との丁々発止のやりとり。<br />そして博麗神社の宴会を訪れ、自らの力を霊夢たちにアピールする摩多羅隠岐奈。今回の話は概ねこの3つだった。<br /><br /><br /><br />まず最初にあうんの話。<br />もはや当たり前のように博麗神社にいるあうん。<br />華扇にも非常に馴れ馴れしく、ずっと前から霊夢たちを見てきたという。<br /><br />他の場所と違い、異変の最中も標準的な季節のままだった命蓮寺を訪れていた魔理沙の元にもあうんが現れる。<br />魔理沙は成美の背中に扉があったことから、他のお地蔵さんの背中を調べては扉の有無を確認しているようだ。<br />神社の季節が狂っていないのは、寺は陰気だったりお墓があって死の匂いが強いため、力のある妖精が少ないからとあうんは言う。<br /><br />その後神社を訪れる隠岐奈を出迎えるあうんの満面の笑みがとてもいい。<br />隠岐奈を裏庭に案内するのだが、宴会やってたのは表じゃなかったんだ…? まあ非常に細かいことだけど。<br /><br />霊夢と隠岐奈の話に混じってきたあうん。<br />霊夢にとってあうんは四季異変で突如現れただけで、その前のことは知らないと言う。<br />それもそのはず、隠岐奈曰くあうんは背中の扉の魔力で石像に宿っていた神霊が具現化した妖獣であるという。<br />つまり四季異変の前はただの石像だったらしい。成美と結構親しい存在?<br />神社や寺の石像の中からずっと見てきたので、霊夢のことも知っていた。<br />移動先に寺も含まれているのは、石像であれば狛犬でなくても構わないのだろうかと思ったが<br />寺にも一応狛犬が存在しているケースがあるのでまだ一概には言えない。<br /><br />博麗神社や守矢神社、命蓮寺にあうんが移動しているのは物理的に移動しているのではなく<br />神霊として各場所に存在しているから? ということでいいのだろうか? 不明な点はまだ多い。<br />そして隠岐奈の胸に抱き寄せられるあうん。どっちも羨ましい。<br /><br /><br /><br />次に華扇と文。<br />九天の滝(多分)に佇む華扇の元に現れる文。<br /><br />四季異変について調査しているという文は、この異変は一部を除いて記事に書くことができなかったと言う。<br />それは記者は自分たちに不利になるものは報道しないという新聞記者の慣例であり、天狗にとって不利な情報が含まれているためであった。<br /><br />それについて気になるという華扇に、文はあえて四季異変の顛末について話し始める。<br />二童子と隠岐奈については、華扇は知らないといったら嘘だと思うだろうと、あえて言葉を濁す。それを見て文はニヤニヤ。<br /><br />隠岐奈や背中の扉のことについて、混乱を引き起こしかねないため記事にすることは断念したと述べたとき<br />華扇は文が嘘を付いていることが判ると断言する。実際は天狗のような幻想郷を支配したがっている暴走した妖怪への警告だったのではないか、と華扇は言う。<br />それは出鱈目だと否定する文だったが、華扇にとって隠岐奈は古い知り合いだから何を考えているかは判る、そう告げたのだった。<br /><br />そのときの文の顔といったら筆舌に尽くしがたい良い顔だった。<br />文は華扇の正体(幻想郷を造った妖怪の賢者の一人)であることに気が付いている?<br />そもそも最初に華扇には四季異変の顛末を聞く必要があると言った時点で薄々感づいてはいたのだろう。<br />そして隠岐奈が知り合いであるということが分かったので、確信に至ったのだと。そういう感じだと思う。<br /><br /><br />最後に博麗神社を訪れた隠岐奈。<br />霊夢EXで博麗神社で花見酒でもしていこうかなと言っていた通り本当にやってきた。<br />口調や佇まいから威厳が感じられるが、天空璋EXで撃破したときのぶっ壊れたイメージとはかなり違う。あれは一体…。<br /><br />隠岐奈はあうんが「あなたが噂の」と自分が噂になっていることを知ると満足そうに微笑む。<br />魔理沙EXやomakeで、四季異変は今の幻想郷と他の賢者への凄いぞアピールの目的があったと明かされているので、それが順調にいっているからだろう。<br />ここの隠岐奈はかなり背が高く、あうんとはかなりの身長差がある。そして唇が艶っぽくてセクシー。<br />ツイッターであずま先生がリテイクを受けたというのは、おそらく隠岐奈のことだと思う。<br />今でも二次では大きいか小さいかで解釈が別れている。やはり妖怪の賢者の一人ということもあって、大きい方がやはり威厳が出るから大きくなった…のだろうか。<br /><br /><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">(ひとり言なんですがちなみにあのキャラは作画前の設定画からリテイクを受けて大きく直しています…主に見た目の年齢を…という事だけ…)</p>&mdash; あずまあや◆秋例大祭あ07ab (@a_to_z) <a href="https://twitter.com/a_to_z/status/918780280789385216?ref_src=twsrc%5Etfw">2017年10月13日</a></blockquote><script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br /><br />隠岐奈が自分から出てきたことに驚いた魔理沙だったが、自分のことが今の世代に知れ渡ったから問題ないということらしい。<br />四季異変の顛末を把握している者はいないと魔理沙が言うと、ミステリアスな部分を残してこその神秘だと隠岐奈はいう。<br />その後隠岐奈と翁をかけたネタにツッコミを入れたりなどしていたが、EXを見たあととなってはこちらの方が馴染みがある。<br /><br />隠岐奈の自分凄いぞアピールに感心するあうんに、やろうと思えば幻想郷を造り直すことだってできるという隠岐奈。<br />そんなことをすれば全力で止めると霊夢がいうと、今は止めておくと素直に引き下がる。<br />しかしあうんが背中の扉の力で具現化したように、簡単に新しい妖怪を生み出すことも出来るらしい。だから幻想郷を造り直すことも簡単だと。<br /><br />そうして四季異変は終わりを告げ、博麗神社が解決したという話が広まりしばらくは信仰が高まっていくことになるが<br />霊夢は新たな存在が現れたことで先が思いやられるのだった。というお話。<br /><br /><br /><br /><br />天空璋の後日談とさらなる設定の公開が行われて次への話が動き出しているという感じが良かった。<br />霊夢に季節の境目を利用する策を授けたのはおそらく紫であるという説もあって<br />紫と隠岐奈、そして華扇との関係がますます気になるところだ。個人的には紫と隠岐奈はあんまり仲良さそうな感じではない。<br />天狗のことも含めて、鈴奈庵から続いている幻想郷のパワーバランスに関する話がこれから展開されていくのだろうか。<br /><br />そして天空璋のときはまだそれほど感じていなかったが<br />幻想郷を造り直すだとか、新しい妖怪を生み出すことが出来るだとか…どうも後ろに神主の影がチラついてしまうのは自分だけだろうか。<br />神主のメタ存在だと囁かれている紫に代わって、新しい自分の写し身として作ったキャラが隠岐奈なのではないかと言えそうな感じがするが…。<br />幻想郷を造り直すと言い出すのは東方をリセットする願望があるんだろうかと少しばかり不安を覚えた。<br />いやまぁその(懐かしい)<br /><br />
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東方茨歌仙 第41話「天与の涼気」の感想

Feri Vol.43掲載東方茨歌仙 第41話「天与の涼気」本日Febri vol.43発売日です、東方茨歌仙41話(ここから9巻収録分です)掲載されています!天空璋頒布前日の「前日譚」…!どうぞよろしくお願いします!— あずまあや◆C92(日)す-12b (@a_to_z) 2017年8月10日コミックマーケット92での天空璋頒布を翌日に控え、その前日譚がまさに前日発売の雑誌に掲載されているという恐ろしくギリギリのタイミングのエピソードとなった。延... Feri Vol.43掲載<br />東方茨歌仙 第41話「天与の涼気」<br /><br /><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">本日Febri vol.43発売日です、東方茨歌仙41話(ここから9巻収録分です)掲載されています!天空璋頒布前日の「前日譚」…!どうぞよろしくお願いします!</p>&mdash; あずまあや◆C92(日)す-12b (@a_to_z) <a href="https://twitter.com/a_to_z/status/895544422468694018">2017年8月10日</a></blockquote><script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br /><br />コミックマーケット92での天空璋頒布を翌日に控え、その前日譚がまさに前日発売の雑誌に掲載されているという<br />恐ろしくギリギリのタイミングのエピソードとなった。延期常習犯であったFebriが、もし延期していたらどうなっていたのか<br />考えるだけでもゾっとするが、コミケ頒布で天空璋を入手した場合では猶予はたったの1日しかないが<br />ショップ委託は31日まで余裕があるのでそんなに問題というわけでもないのかもしれない。多分。<br />今回単行本8巻の告知も出た。表紙はなんと神奈子で、胸の主張はかなりのもの。8/26発売ということなのでなんだか忙しない。<br /><br />今回はまさに天空璋の前日譚であり、どんな流れで霊夢が異変解決に赴くことになったかが描かれた。<br />前回の話が天空璋の前日譚だと思っていたけど、そこからさらにもう一回前日譚が来るとは予想できなかった。<br />既に体験版をプレイ済であれば、幻想郷がどのようになったのかは周知の通りだが<br />今回に限ってはWeb体験版が出なかったので、純粋に前日譚を楽しめる人も多いことと思う。<br /><br /><br /><br />本編は博麗神社の縁側で会話をする霊夢と華扇から。<br />どうやら梅雨が空けてから徐々に涼しくなってきていて、神社の付近はかなり過ごしやすい気候らしい。<br />華扇は前話で霊夢に警告していたのと同じように、これは本当に異常気象のせいだと思うかと問いただすものの<br />何も感じないので自然現象だと霊夢は結論づけたようだった。<br />この涼しさはまるで春のようで、放っておいたら桜でも咲きそうだと華扇は思う。<br /><br />一方神社を訪れた魔理沙は今が冬であるかのように厚着をしていた。<br />魔法の森は異常な寒さで、これが冷夏かと魔理沙は思っていた。<br />そしてどこから聞きつけたのか、博麗神社の涼しさを目当てに里の人間が集まってくる。<br />「噂は本当だったんだな」みたいなことを言っているが、一体誰が噂をしたというのか。<br />博麗神社と人里を行き来するような人物で心当たりは…うーん。<br /><br />霊夢はそこに商売のニオイを嗅ぎつけ、数日後には納涼祭と称してテキ屋が境内に集まっていた。<br />だがテキ屋のにとりにとってはアテが外れたらしく、神社の気候は涼しいどころか寒いくらいで、<br />夏の定番グッズが全く捌けないという(麦酒とか冷やしきゅうりとかかき氷など)。<br />しかし神社までの道中は暑く、そこで食欲をなくしていた里人を見てにとりは閃く。<br /><br />翌日、霊夢が稼ぎに精を出そうとしていると、華扇が涼しいのは神社だけではないみたいと言う。<br />妖怪の山は例年より冷えており(秋姉妹が描かれている)、魔法の森はさらに今にも雪が降らんばかりの寒さ。<br />しかし人間の里や太陽の畑は猛暑で、全体として冷夏というわけではないらしい。<br />そして霊夢も奇妙な現象に遭遇していた。境内の桜の葉が緑のまま散っているという。<br />華扇にどうするのか尋ねられたが、霊夢は自然現象はどうすることもできないのでせめてこれを利用して稼ごうと結論づけた。<br /><br />一方、昨日の失敗を糧ににとりは鰻を使った商売を思いついた。<br />最近外の世界で絶滅危惧種として指定されたためか、幻想郷内でも捕獲されることが多くなってきているらしく<br />食用になりつつあるというが、書籍文花帖でミスティアが屋台で鰻を出すこともあるという話をしていたこともあったような…。<br /><br />鰻はにとりによって手際よく捌かれる。機械類だけでなく、こういうところでも手先が器用ということらしい。<br />鰻を蒲焼きにして売ると、一気ににとりの屋台に人だかりができる。<br />その様子を不満に思う霊夢は、何で鰻が夏バテに効くのかもわからないのにと言うと<br />華扇は江戸中期の随筆、二川随筆に鰻が病気を治す薬になるという逸話が載っていたと紹介する。<br />もしかしたら鰻の価値を高めたい誰かの手によって作られたのかもしれない、と最後に付け加えた。<br />平賀源内考案の土用の丑の日は現実世界ほどポピュラーではない…というか無いんだろうな、やっぱり。<br /><br />そのとき魔理沙が境内の桜がつぼみを付けているのを発見。<br />魔理沙はまるで季節が逆行しているみたいだと言うが、霊夢は現実逃避で済ませようとする。<br />しかし魔理沙は目の前の異常から目を逸らす霊夢を叱りつけ、これは紛れもなく異変だと断言。<br />そして三人の目の前で桜は一気に花を咲かせ満開となった。<br /><br />さすがにその様子を見て意識を改めたのか、納涼祭も中止し霊夢は異変解決に向かう準備を進めていた。<br />博麗神社はすっかり春めいた気候となり、桜も満開。妖怪の山は秋めいてきて、太陽の畑は普段の夏を凌駕する猛暑となった。<br />霊夢は次に戻ってきたときにはもう異変は解決されているはずよ、と華扇に告げて神社を飛び去る。<br />しかし華扇は、一番季節が色濃く出ているのは博麗神社だと感じていて、嫌な予感が当たらなければいいけど…と何かを匂わせた。<br /><br /><br /><br />今回太陽の畑が何度か話題に上っているので、どうしても色々とあの人の登場などを期待してしまいそうになるのだが<br />体験版においてはstage1が夏担当であり、魔理沙がstage3Bossを倒した後に<br />残りの季節の場所を調べてから結論づけようという流れになるので、まああまり期待できそうにないというかなんというか。<br /><br />霊夢を叱りつける魔理沙もいつもと雰囲気が異なって良かったと思う。相棒としてのまさに面目躍如。<br />霊夢が腑抜けたお金の亡者から異変解決のシリアスモードにチェンジしていく流れも見どころの一つだった。<br />ただ今回霊夢の異変解決の勘が相当鈍そうだということで、今回の四季異変は誰かが悪さしようとしているのではなくて<br />何らかの余波で起きてしまっているか、成り行きみたいな感じで起きている可能性が高そうだ。<br />華扇が神社が一番季節が色濃く出ている、と言っていることもありまさか博麗神社の祭神が関係しているのでは…?<br />と思いたくなるが、同時に嫌な予感って何?というのもあるので気になるところ。<br />前回の竹林の異変とどのような繋がりがあるのかも今のところよくわからない。<br />なんにせよ明日には全て判明するはずなので、それを楽しむことにしようと思う。<br /><br /><br />東方鈴奈庵最終話の感想と順番が前後してしまったけれど、鈴奈庵の方は最終回ということもあり<br />ちょっとした総括っぽい内容にしたかった為、少し記事の内容を練ってからにしたいのでもう少し遅れることになると思う。<br />決してドラクエ11や幻想少女大戦を寝る間も惜しんでやっていたからというわけではないですよ…。<br /><br /><br />
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東方茨歌仙 第40話「幻想郷を蝕む異常気象」の感想

Febri VOL.42(2017/06/12)掲載東方茨歌仙 第40話「幻想郷を蝕む異常気象」今回で40話ということで、単行本8巻に収録される分の話が貯まったことになる。最近は単行本も約一年に一冊というペースが守られており8巻の発売もこれまでの例に倣って多分12月か来年1月頃になると思う。約3話ほど守矢神社の架空索道に関連する話が続いたが今回はうってかわって例大祭での新作体験版頒布に伴いそれにまつわるエピソードとなった。たとえ... Febri VOL.42(2017/06/12)掲載<br />東方茨歌仙 第40話「幻想郷を蝕む異常気象」<br /><br /><br />今回で40話ということで、単行本8巻に収録される分の話が貯まったことになる。<br />最近は単行本も約一年に一冊というペースが守られており<br />8巻の発売もこれまでの例に倣って多分12月か来年1月頃になると思う。<br />約3話ほど守矢神社の架空索道に関連する話が続いたが<br />今回はうってかわって例大祭での新作体験版頒布に伴いそれにまつわるエピソードとなった。<br />たとえば18話が心綺楼の宗教戦争のさなかであったり、26話が都市伝説異変の兆候を示す前日譚であったように<br />今回もまた新作の天空璋の前日譚にあたる話のようだ。<br />ちなみに体験版のマニュアルによると、天空璋の時期は「暦の上では真夏」となっている。<br />今回の話は梅雨の中頃の時期(らしい)。<br /><br /><br /><br />本編。<br />梅雨の季節となり長い雨が続く幻想郷。<br />霊夢と魔理沙は博麗神社の縁側で仕事をする様子もなく駄弁っていた。<br />そこに華扇が顔を出し、異変を起こすなら梅雨時で決まりねと二人を見て皮肉を言う。<br />異変が起きたら時間外労働をすると返す霊夢に、華扇は大量の筍を持参し料理を振る舞う。<br /><br />華扇の自宅の周りに生えていたという筍を肴に舌鼓を打つ三人。<br />一息ついて、最近どう?と霊夢に尋ねる華扇。守矢の架空索道によって博麗神社の参拝客も減り<br />幻想郷の神社としてのポジションもかつては博麗神社一強であったのが、今では二分するほどまでに落ち込んでいるらしい。<br />しかし霊夢としては里の人間が信心深くなったことによって、トータルではプラスになると考えているようだ。<br />そんな霊夢の様子に呆れる魔理沙と華扇。そこに雷鳴が一閃轟く。<br /><br />華扇は梅雨入りでも梅雨明けでもない中途半端な時期の雷を訝しむ。<br />それだけではなく最近の急に暑くなったり冷え込んだりする気候そのものがおかしいと言う。<br />しかし魔理沙は外の世界の異常気象の影響が幻想郷に出ているんだろうとそこまで深刻には考えなかった。<br />華扇はさっきの雷は確かに夏のパワーを持った雷であり、梅雨が早く明けて異常な夏になる可能性を危惧する。<br />持ってきた筍も家の周りに大量に生えていたものであり、もしかしたら季節の持つ生命力が<br />何らかの理由で狂っているのではないかと考えていた。<br />神社に筍を持ってきて料理を振る舞ったのも、霊夢と魔理沙にその異常を気付いてもらいたかったからだったが<br />すでに二人は酔っ払って眠りについていた。<br /><br />霊夢たちが目を覚ますとすでに翌日になっていた。<br />華扇の姿はすでに無かったが、霊夢はお酒や筍をご馳走してくれたり、二人が寝ている間に片付けをしてくれたことが気になった。<br />何かを伝えたかったらしいということは覚えていたが、二人は新鮮な筍がおいしいとか<br />竹の器で酒を飲むと美味しいなどと言っていたに違いないと勘違いし、筍取りに行く口実として竹林の整備に行くことを考えた。<br />しかし華扇の屋敷には特殊な手順を踏まないと行くことはできない。そこで二人が行くことにしたのが迷いの竹林であった。<br /><br />筍狩りスタイルに着替えた二人は、どちらがたくさん取れるかの勝負として負けたほうが料理をするという約束をする。<br />霊夢と別れた魔理沙は、筍狩りの経験者であることや自然に囲まれて生活している自分は<br />この手の勝負で霊夢には負ける気がしないと自信満々。<br />筍を探しながら竹林を歩いていると、竹からまるで稲の花のようなものが咲いているのを発見する。<br />それはなんと60年に一度しか咲かないと言われている幻の竹の花。<br />この花が咲けば大変なことが起きると言われているが、魔理沙は以前にも見たことがあったので大袈裟な嘘だと思った。<br />しかし辺りを見渡すと一面に竹の花が咲いており、その異様な光景に魔理沙は腰を抜かすのであった。<br />一方その頃、霊夢も光り輝く竹に囲まれ腰を抜かしていた。<br /><br />竹の花のことを伝えようと霊夢との合流地点を目指していたはずの魔理沙は道に迷っていた。<br />目印を竹に結びながら歩いていたが、気がつけばまた目印のところに戻ってきてしまい完全に遭難する。<br />霊夢はどうにか光る竹を収穫しようと格闘していたが、手持ちの道具では竹を切ることができなかった。<br />そんな霊夢に背後から声をかけたのは藤原妹紅。霊夢は妹紅に竹を切る道具を持っていないかと尋ねるが<br />妹紅は最近は光る竹をよく見かけ、切っても中には何も入っていないのでつまらないと手刀で竹を切ってみせる。<br />どうやら強い生命力が宿っているらしいが、中を見ると消えてしまい妹紅にも原因はわからないらしい。<br />霊夢はこれも異常気象の原因なのかと考え、妹紅に今度調べてみると約束する。<br /><br />その後霊夢は妹紅の案内で魔理沙との合流地点に戻ってきたが、魔理沙が戻ってくることはなかった。<br />妹紅に迷いの竹林は慣れた人間でも必ず迷うので不用意に入らないようにと忠告され<br />霊夢は結局一人で竹林の変化を調査することにした。<br />その結果、外の世界の異常気象だけでは片付けられないことが起きていて<br />手のつけられないほど幻想郷を狂わせていたのだが、それはまた別の話…。<br /><br /><br />感想。<br />完全に天空璋に続く、という終わりである。<br />最後のページに小さく映っている博麗神社の狛犬も、天空璋3ボスの<br />高麗野あうんを意識して描かれているのはほぼ間違いなさそう。<br />魔理沙が遭難するのはいつものことだが(今回の茨歌仙10話で触れられた華扇の家への行き方のくだりなど)<br />よもや全く触れられずに終わるとは思わなかった。<br />この後の天空璋で魔理沙が登場していることから大変なことになったわけではなさそうだが<br />いかにも不自然な扱いで何らかの隠れエピソードがあるんじゃないかと勘ぐってしまう。<br /><br />華扇の割烹着姿も印象に残る(可愛い)が、シニョンの上から三角巾を被っているのがシュール。<br />そういえばシニョンの下にも別の筍があるはずなんだが…。<br />食べ物を持ってきて異変に気付かせようとするのは、33話でタンポポを持ってきた紫とどこか行動が被る。<br />もしかすると鈴奈庵で紫に何かしらあって、紫の代わりに華扇が似たようなことをしている可能性がありそう?<br /><br />そして妹紅のイケメンさ。わりとおっぱい盛りがちなあずま先生を持ってしても、サスペンダーが全く盛り上がらない程度の洗濯板。<br />霊夢が苦戦している竹をあっさり手刀で斬ってみせるなどさりげない格好良さがある。<br />デザインなどは深秘録に準じていて、霊夢に忠告するところなどは影のある美少年という感じにも見えるくらい。<br /><br />今回は梅雨明けの雷や竹の花、光る竹などかなり前に東方で扱われたことのあるネタが再登場している。<br />梅雨開けの雷は三月精ELND一話の『梅雨明けの真実』や三月精SBND21話『世界最大の生命体(前編)』など<br />季節ネタとしてしばしば登場し、雷獣の正体に関係していたり意外な繋がりがあったりする。<br /><br />竹の花ネタについては紅魔郷魔理沙マジックミサイル装備EDで咲夜がケーキに混ぜていたものが一番古いと思われるが<br />大きくフィーチャーされたのはやはり花映塚で、迷いの竹林に竹の花が咲き乱れていたことがあった。<br />魔理沙が「前にも見たことがある」と言ったのはこのときのことで、60年とは言わなくても12年も前の話だ。今更だけどキミ幾つ?<br /><br />そして問題の光る竹。永夜抄は竹取物語に倣ったものなので割愛するとして<br />東方としては花映塚てゐストーリーモードの霊夢・魔理沙戦や、三月精SBND三話『高草の兎』にて<br />鈴仙が永琳に言われて光る竹を探していた。なので光る竹自体は以前から存在しているはずだし<br />霊夢は今回光る竹を始めて見たかのような反応だが、花映塚で一度見たことがあるはず…。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-106.fc2.com/t/h/e/theylivewesleep/SnapCrab__2017-6-12_17-10-56_No-00.png" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-106.fc2.com/t/h/e/theylivewesleep/SnapCrab__2017-6-12_17-10-56_No-00s.png" alt="茨歌仙40_4" border="0" width="400" height="316" /></a><br /><a href="http://blog-imgs-106.fc2.com/t/h/e/theylivewesleep/SnapCrab__2017-6-12_17-11-1_No-00.png" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-106.fc2.com/t/h/e/theylivewesleep/SnapCrab__2017-6-12_17-11-1_No-00s.png" alt="茨歌仙40_3" border="0" width="400" height="316" /></a><br /><a href="http://blog-imgs-106.fc2.com/t/h/e/theylivewesleep/SnapCrab__2017-6-12_17-12-19_No-00.png" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-106.fc2.com/t/h/e/theylivewesleep/SnapCrab__2017-6-12_17-12-19_No-00s.png" alt="茨歌仙40_2" border="0" width="400" height="316" /></a><br /><br />うーむ、花映塚でてゐと霊夢が戦ったことはパラレルな扱いになってしまった?<br />元々分岐があって霊夢か魔理沙どちらかとしか戦わないので、元からパラレルといえばパラレルなんだけど。<br />単に忘れられてるだけという可能性もある。<br />ちなみに憑依華体験版にて霊夢が妹紅に勝つと光る竹についての話をする。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-106.fc2.com/t/h/e/theylivewesleep/SnapCrab__2017-6-12_16-43-57_No-00.png" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-106.fc2.com/t/h/e/theylivewesleep/SnapCrab__2017-6-12_16-43-57_No-00s.png" alt="茨歌仙40_1" border="0" width="400" height="235" /></a><br /><br />光る竹についてはまだ噂でしか知らないようなので時系列的に憑依華はこの話の前ということになりそうだが…。<br />しかしこの噂によって都市伝説として具現化したのが今回の光る竹…とも考えられるのだろうか?<br /><br />上記のネタに加えて、天空璋に自機として花映塚参戦の文やチルノ、中ボスでリリーホワイトが登場していることもあって<br />天空璋自体に花映塚を連想させるネタが多い気がする。<br />四季が狂っているのも花映塚で季節に関係なく花が咲いていたことに印象が近い。<br />意図的なものか、はたまた偶然か。意図的だったら4面以降、季節ネタに関係ありそうな花映塚登場キャラが<br />出てくることも…ありえるかな? 幽香とか。<br />あとは体験版のステージが夏秋春ときて冬がまだなので、レティとか出来てたら個人的には嬉しいが。<br /><br /><br />
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東方茨歌仙 第39話「そこに妖怪の山があるから」の感想

Febri VOL.41(2017/04/18)掲載東方茨歌仙 第39話「そこに妖怪の山があるから」今回のサブタイトルは登山家のジョージ・マロリーが言ったとされる「そこにエベレストがあるから」という有名な言葉から。Wikipediaを見ると実際は違うニュアンスだったとか、実は言ってないとか書いてあって戸惑う。閑話休題。幻想郷の季節は冬から春へと移り変わった。早苗が妖怪の山から幻想郷を見下ろすと、桜が咲き乱れ緑生い茂る風景が広がっ... Febri VOL.41(2017/04/18)掲載<br />東方茨歌仙 第39話「そこに妖怪の山があるから」<br /><br /><br />今回のサブタイトルは登山家のジョージ・マロリーが言ったとされる「そこにエベレストがあるから」という有名な言葉から。<br />Wikipediaを見ると実際は違うニュアンスだったとか、実は言ってないとか書いてあって戸惑う。閑話休題。<br /><br />幻想郷の季節は冬から春へと移り変わった。<br />早苗が妖怪の山から幻想郷を見下ろすと、桜が咲き乱れ緑生い茂る風景が広がっていた。<br />神奈子は架空索道建設における早苗の働きを労う。早苗はこの幻想郷の美しさや守矢神社の素晴らしさが人々にも伝わると<br />期待に胸を膨らませていると、神奈子は美しいだけでは神格は生まれないと意味ありげに呟き<br />参拝客に対する準備をするよう早苗に指示を出す。<br /><br />一方麓では、架空索道の運行開始を前に乗り場に人が集まっており、河童がさながら縁日のように屋台村を作っていた。<br />華扇がちゃっかり店を出している霊夢にちょっかいをかけていると、天候不順のため運行を見合わせていると<br />ガイドに化けた諏訪子が参拝客に説明する。諏訪子も神のはずだが<br />あまり表に出ない性質のせいで多分誰も神だと分かっていないのかもしれない。<br />しかも服装が上がジャージか何か、下は河童に似たポケットの多いスカートを履いていて、余計に神に見えない。<br /><br />諏訪子の説明に快晴なのに天候不順? と参拝客たち怪しむが、仕方なく屋台で時間を潰すことに。<br />守矢神社では早苗が売り子として待ち構えていたが、第一便がまだ来ないことに待ちくたびれていた。<br />健康や長寿の祈願のお守りに混じって弾避けお守りがあるのがいかにも幻想郷らしい。<br /><br />架空索道乗り場では運行が遅延していることもあって、待っている人々によって屋台は思った以上の繁盛を見せていた。<br />霊夢の屋台も例外ではなく、甘いもの好きのおじさんが饅頭を3つも買っていくことも。<br />その様子に華扇にも饅頭屋だと揶揄される始末。<br />しかし華扇はその状況にモヤモヤしたものを感じずにはいられなかった。この状況の仕掛け人は一体誰なのか。<br />周囲を見渡すと一人の妖怪に行き当たった。<br />ここで少しだけ見えてる三つ編みお下げで眼鏡の河童は新型だろうか? 他の回でも見たことがない。<br /><br />華扇はにとりを呼び出すと、河童が索道の運行を遅らせているのでは?と尋ねた。<br />いつもは河童の道具や遊戯の屋台なのに、今回に限って飲料水や酒など<br />待ち時間に需要のあるものばかりであることが怪しいらしい。<br />にとりはあくまで予想のうえで商品を変えているだけだと反論するが<br />華扇は河童の作った索道が停まっていることで儲けを得ていることに作為を感じていた。<br />一触即発の雰囲気になったが、にとりは河童の名誉にかけて機械の評判が落ちるようなことはしないといい<br />原因はあくまで天候不順であると強調する。索道は雨も平気で、腐ることも錆びることもないが弱点があり、それは風であった。<br />ゴンドラが強風に弱いというのはありがちだが、この架空索道の場合は壁も何もない<br />剥き出しの状態というのが一番危ない気がするけど。<br />そして何事にも裏があると言って、にとりは立ち去った。<br /><br />再び守矢神社。相変わらず誰も来ない中待ち続けていた早苗は、索道の様子を見に行こうとする神奈子を見つける。<br />もう少しすれば人が来ると自身ありげな神奈子は、風の神として仕事に向かうと言う。<br />早苗は風を起こしてチラシ撒きでもするのだろうかと呑気に考えていた。<br />早苗が神奈子が風の神だと自分で言うのが珍しいと言ったが、そういう扱いだったのは風神録ぐらいなもので<br />それ以降は営業というか折衝役というかそういう立場が多かった。<br /><br />再び索道乗り場。いつまで経っても動かない索道に対して人々が徐々に不満を募らせ始めると<br />諏訪子は時間を確認し、タイミングを見計らって参拝客たちに説明を始める。<br />索道が動かない原因は天狗風のせいであって、妖怪の山の天狗が人間を襲おうとしていたからだという。<br />天狗風といえば白月精の第五話でも出てきていて、そのときは三妖精の住処の大木をも吹き飛ばす強力なものだった。<br />索道乗り場にも天狗風が現れるが、諏訪子が守矢の御神体は風の神であるというと<br />どこからともなく現れた光弾が天狗風を吹き飛ばす。<br />このときよーく見ると天狗風の中にちゃんと天狗らしき影が見えるのが芸が細かい。<br />おそらく光弾を受けても超スピードで消えたように見せかけることも余裕で出来るのだろう。<br />そうして安全が保証されたことによってようやくようやく索道が運行を開始したのであった。<br /><br />※追記<br />もしかして天狗風自体神奈子が起こしたものだったりする?<br /><br />索道が運行を始めたことによって、守矢神社で売り子をやっている早苗は参拝客相手に忙しなく働いていた。<br />そんな早苗に、華扇はどうして運行を見合わせたのかと尋ねると早苗は何のことだか分からないといった様子。<br /><br />華扇はこれが偶然なわけはないと思った。天狗と河童にカモられているように見えた守矢だったが<br />いわゆる出来レース、マッチポンプによって全員が得をするように神奈子が取り成したらしい。<br />にとりが何か事情を知っていそうな素振りを見せていたことから、初めから全て決まっていたことだったのだろう。<br />天狗も存在をアピールでき、テリトリーに入ってこないよう人間に対して警告をすることができたようだ。<br />華扇は守矢神社が繁盛するのを見ながら、博麗神社もテコ入れしないと霊夢の将来が悲惨なことになりそうだと考えていた。<br /><br /><br />37話の最後から続いていた、一連の架空索道のエピソードがようやく終わった。<br />というわけで今回は事実上三部構成のオチの話であって、それぞれの思惑が描かれた。<br />東方求聞口授で初めて架空索道の記事が出てから5年(記事は124期なので幻想郷では7~8年)、守矢が幻想郷に来てから実に10年目のことになる。<br />ようやくといった感じだが、これによって博麗神社の守矢分社もあまり意味をなさなくなり、関係も変化していくと考えられるだろうか?<br /><br />4月20日に博麗神社例大祭でのth16「東方天空璋」の体験版頒布が発表されたこともあって<br />今回の話を含めて何らかの形で妖怪の山が新作に絡むんじゃないかと考えられなくもない。<br />タイトルの中にある璋の漢字について調べると、柄杓という意味があり天空の柄杓といえばすなわち北斗七星という連想が働くが<br />名前の一部?として考えてみると、生きながらにして天狗になったと云われている崇徳天皇の母に、藤原璋子という人物がいる。<br />射命丸文が今回自機ということもあって、天狗の掘り下げとして崇徳院本人を直接的ではなく、絶妙に回りくどく扱うポジションとしては恰好の人物に思えてならない。<br /><br />藤原鎌足=扶余豊璋説なんかもあるらしいが、かなりヨタ話っぽいのでこちらはあまり信憑性はなさそうだ。<br />そういえば香霖堂22話や茨歌仙25話にて、北斗七星は天龍の星座として扱われていたので<br />それに関連する何かということも考えられるかもしれないが、天龍自体情報が少なすぎてはっきりしない。<br />北斗七星を構成する星のひとつミザールの伴星にアルコルと呼ばれる星がある。俗に死兆星などと呼ばれることもある星だが<br />非常に見えづらいため、これをHidden starと見なすこともできそう。<br />しかしFour Seasonsと関連付けられそうな話は自分には見つけられなかった。<br />もしかしたらもっと別のところからネタを持ってきているのかもしれないし、あってもさすがに一捻り以上はされているはずなので<br />これ以上の予想は少なくとも体験版を待とうと思う。<br /><br /><br />
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東方茨歌仙 第38話「聖地としての神社」の感想

Febri VOL.40(2017/02/13)掲載東方茨歌仙 第38話「聖地としての神社」今回は37話の最後に早苗が予告していた通り、妖怪の山の架空索道(ロープウェイ)の話。前回の感想でなんか物足りないと書いたが、それもそのはず事実上の前後編のようなものだった。魔理沙はともかく霊夢もほとんど出番がなく、早苗(と華扇)がメインのエピソードというのは珍しい気がする。話は早苗が里にある小さな祠の雪かきをしているところから。一見... Febri VOL.40(2017/02/13)掲載<br />東方茨歌仙 第38話「聖地としての神社」<br /><br /><br />今回は37話の最後に早苗が予告していた通り、妖怪の山の架空索道(ロープウェイ)の話。<br />前回の感想でなんか物足りないと書いたが、それもそのはず事実上の前後編のようなものだった。<br />魔理沙はともかく霊夢もほとんど出番がなく、早苗(と華扇)がメインのエピソードというのは珍しい気がする。<br /><br />話は早苗が里にある小さな祠の雪かきをしているところから。<br />一見すると守矢神社の分社のように思えるが、霊夢に対してボヤいたり生まれたばっかの神様と言っていることから<br />前回霊夢が人里に建てたサトノヤマネノカミの社だと思われる。<br />鈴奈庵23話(4巻)にて里の外れに分社を複数建てているので、そのついでというところだろうか。<br />前回早苗にズボラと言われていた霊夢だが、今回も里の社を放置していることでまたもやズボラ扱いされている。<br />このまま放っておくと、臥龍梅のとき(茨15話)のように溢れた神霊でまたトラブルになっていたのかもしれないが未然に防がれた。<br />雪かきが終わった後里の人にお茶に誘われたり、雪かき中も手伝ってもらったりと霊夢に比べて(?)慕われている気がする。<br />しかし早苗は架空索道の試乗会のチラシを渡すと、まだ仕事があると言ってその場を辞する。<br /><br />ブーツの上からかんじきを履き、杖とスコップを持って早苗が目指した先は博麗神社。<br />さりげなく「新雪を歩いて一時間くらい」と里から博麗神社までの距離の考察材料が提供される。<br />不動産広告などに書かれている駅から徒歩○分、というのは女性がハイヒールで歩いたときの速さだそうだが<br />これは分速80mとして扱われる。この速さで一時間歩いたとすると時速4.8kmになる。<br />雪道ということを考えると、早苗が普通の少女と同程度の運動能力と仮定した場合これより早いというのは考えづらい。<br />冬になると道が酷いらしいが、雪がなければお年寄りでも登れるくらいらしいし、阿求でも踏破できる(鈴奈庵47話)ので<br />言うほど険しい道ではなさそうだ。ましてや早苗は信州育ちだし雪道には慣れているはず。これらの情報を元にして考えると…<br />里と博麗神社の距離はおよそ3~4km程度、というところだろうか。約一里とするとなんとなく幻想郷的かもしれない。<br />まあそもそもなんで飛んでいかないのか、というのを考えると気になって夜も眠れなくなる。<br />敢えて考えるなら、昼間は里の中では飛行禁止とかそういうものかもしれないが<br />鈴奈庵3話などでは里で飛行しているシーンもあるので正直なところ合理的な理由は思い浮かばない…。<br /><br />博麗神社を訪れた早苗を出迎えたのは華扇だった。霊夢は買い出しか何かで留守らしい。<br />しかし早苗は霊夢が居なくてもできる用事だからといって、神社の一角の守矢の分社へと向かう。<br />どうやら霊夢はここの雪かきはしてくれないらしく、だから早苗が来たということのようだ。<br />霊夢に言い聞かせておきましょうか?と華扇が言うと、早苗に霊夢さんの保護者みたいと返されて慌てふためく。<br />しかしなぜ博麗神社に守矢の分社があるのか知らない華扇は早苗に尋ねる。<br /><br />元々は風神録の霊夢妖怪バスター装備EDに出てきたものであり、神奈子や諏訪子に力を借りるために霊夢が作ったものだ。<br />その後儚月抄5話などにちょくちょく出てきていて、守矢神社に参拝できない里の人間にとっての窓口にもなっていたのだが<br />その理由は妖怪の山は人間には容易に立ち入れる場所ではなかったからでもあった。つまり妖怪の聖地だったからである。<br />霊夢は管理放棄しているし、里に分社を作ったことでもうあまり意味はなくなってしまったように思えるが……。<br />ここで早苗が言う「まだ見ぬ山の妖怪」というのは、同じコマにいる雛や穣子のことを指しているのか<br />それとも新キャラ登場フラグなのかどうかはよくわからない。<br /><br />早苗の話から索道の存在に話が繋がり、分社の雪かきが終わった後華扇はその建設現場に様子を見に行くことに。<br />索道を見上げる華扇の等身がかなりすごいことに。すごいナイスバディだ。<br />索道はゴンドラがちょっと危なそうなことを除けば現実とそう変わらない立派なもの。里の人間を乗せた試乗会も行っており、<br />運用開始時期は早苗曰く雪が解けて福寿草が咲く頃(2~4月)らしい。早苗もだいぶ幻想郷に染まってきているようだ。<br />排他的な天狗をどう口説き落としたか華扇が尋ねると、神奈子が天狗と対等に渡り合える立場になるまで<br />交渉を頑張っていたという。風神録が終わった頃には妖怪の山で祀られ始めていたような感じだった記憶があるので、<br />難航していたのは意外だった。もう実時間じゃ10年くらい経っているが幻想郷では新参扱いは仕方がないのか。<br />しかしこのとき神奈子が話しているとおぼしき天狗のトップは天魔なのか、それとも大天狗なのかが気になる。<br />結局索道を作ればWIN-WINの関係になると説得して話が纏まった模様。<br /><br />華扇に乗ってもらおうと早苗がロープウェイを動かそうとすると、動力源のトラブルで動かせないと黒髪おかっぱの河童が言う。<br />3巻や出張版には台詞があったが、すごい久しぶりの台詞のような気がする。<br />動力についてたずねると、どうやら水力(発電ではない)とのこと。水の重力エネルギー(位置エネルギー?)を使うのが<br />河童にとって効率が一番いいらしい。水を操る程度の能力。華扇は水車を想像する。<br />そこににとりが現れ、なぜ動かせないか説明する。真冬は滝が凍って水力が使えないと言うが……。<br /><br />早苗がにとりの胸ぐらを掴んで主張する。一番の稼ぎ時である正月に使えないようでは困ると。<br />既に来年の初日の出を山の上から見る企画を提出しているほど。<br />そこでにとりが滝の代わりに間欠泉を使う代案を出し、早苗もそれを承諾する。<br />しかしそれには問題があり、温泉水により機械の痛みを早め、整備による維持費が多めにかかってしまうという。<br />やや邪悪な企みを感じさせる笑みを浮かべて…。<br /><br />翌日、華扇が調べたところ滝はべつに凍っていなかったし、動力が本当に水力かどうかもわからなかったという。つまり詐欺っぽい。<br />天狗が協力的すぎることも怪しむが、華扇は博麗神社以外に口を出すつもりがないので黙っていた。<br />華扇が神社を訪れると霊夢も索道のことは既に知っていて、商売のためのプランを考えているところだった。<br />饅頭にお守りにマスコット人形と、以前失敗したときと同じようなことをまたもや考えていた。<br />華扇は霊夢に、参拝客を取られて心配ではないかと尋ねるが、元々うちには参拝客が殆ど来ないからと言う。<br />あれ、寺の縁日に客と取られていると勘違いしたときは結構必死だったような……。<br />しかしそんな霊夢の様子を見て、天狗や河童にいいようにやられている真面目な神社よりも<br />妖怪が自由に跋扈している不真面目な神社のほうが、付け入る隙が無いのかもしれないと思うのだった。<br /><br />一通り読んで、タイトルの聖地とはやはり昨今の流行りである”聖地巡礼”についてのことなんだろうなという気がした。<br />守矢神社に付け込もうとする河童は、さしずめ地方自治体を口八丁で騙すゼネコンのようだ。<br />今回は明かされなかったが、天狗の本当の思惑も気になる。<br />ひょっとすると今回のエピソードは、東方の聖地として再建計画が持ち上がっている城嶺神社の話を受けての<br />ものかもしれないと思ったが、実際のところはまさに神のみぞ知ると言ったところだ。<br /><br /><br />
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東方茨歌仙 第37話「閃光が起こすのは雪か神か」の感想

Febri VOL.39(2016/12/10)掲載東方茨歌仙 第37話「閃光が起こすのは雪か神か」PS4版東方深秘録にて、EXTRAの鈴仙ストーリーが追加された。近年ではゲームに連動した話が直後に書籍でも展開されることが多かったが、今回に限ってはそういうこともないようだ。もちろん今のところはそういった兆候がないだけで、後で見たときに実は関係があった、ということも無きにしもあらずなので油断はできない。雪の吹きすさぶ中、博麗神社で... Febri VOL.39(2016/12/10)掲載<br />東方茨歌仙 第37話「閃光が起こすのは雪か神か」<br /><br /><br />PS4版東方深秘録にて、EXTRAの鈴仙ストーリーが追加された。<br />近年ではゲームに連動した話が直後に書籍でも展開されることが多かったが、今回に限ってはそういうこともないようだ。<br />もちろん今のところはそういった兆候がないだけで、後で見たときに実は関係があった、ということも無きにしもあらずなので油断はできない。<br /><br />雪の吹きすさぶ中、博麗神社で炬燵に入る霊夢と魔理沙から話は始まる。<br />炬燵というと妖々夢体験版についていた4コマ漫画のことをふと思い出すが<br />幻想郷においてはそれくらい昔(14年前)からある由緒正しい描写である。<br />扉絵は雪の中手を繋いで歩く霊夢と魔理沙。<br />未確認だがレイマリファンが歓喜に包まれていたことは用意に想像できる。<br /><br />今回出てきたネタは主に4つ。<br />まず冬の雷についての薀蓄。<br />「雪起こし」とも呼ばれるその現象は強烈な降雪をもたらすため、魔理沙は博麗神社に泊まることになるが<br />つい最近鈴奈庵でも同様の展開があったので若干の既視感を覚えなくもなかった。<br />翌朝の風景にさりげなく手水舎のようなものが描かれているが、これは他の公式作品のいずれにも(多分)描かれたことがないはず。<br />茨歌仙の博麗神社の造りは他と比べるとやや特殊なため、こういうものがあってもおかしくはない。<br />改めて振り返れば結構色々な発見があるかもしれない。<br /><br />そして華扇や他の仙人の住む仙界について。<br />今まで茨歌仙1~2巻や、神霊廟霊夢EDなどで多少触れられたことのある程度だったが、<br />華扇の説明からして『桃花源記』に記されているところの桃源郷のようなものと思って間違いなさそうだ。<br />霊夢曰く年中春のような場所とのことだが、茨歌仙10話においては冬景色だったので<br />仙界を作る仙人によってある程度環境を操ることもできるようだ。<br /><br />神霊の話についてはこれまでのおさらいのようなものだった。<br />雷が落ちて真っ二つに裂けた木の話というと三月精のミズナラの木を連想するが<br />今回はその木で冬眠していたヤマネによって火が出なかったのではないかということで里にヤマネを祀る祠を作ることになった。<br />それにあたって改めて神霊の説明が行われたが、まさか憑依華に依姫が出るので<br />そのための前準備として設定の再確認をしている…などというのは安易すぎだろうか。<br /><br />最後に早苗による伏線回収予告について。<br />求聞口授で初めて触れられてから、茨歌仙19話以降全く音沙汰がなかった架空索道(ロープウェイ)。<br />冬が終わる頃、つまり来年の春に完成とのことなので、そうなると現実時間では約5年、<br />作中の時間で実に7年(口授の新聞記事の124期から数えて)かかったということになる。気の遠くなるような話だ…。<br />索道と策動をかけたダジャレにも突っ込む気が失せるほど。<br />早苗が霊夢を幻想郷では絶対の力を持つと評価しているのは意外だが、境界を維持する役割を知ったからだろうか?<br />守矢神社の活動が再開しそうということで、茨歌仙初期のようなノリをむしろ期待したいところ。<br /><br />今回はいかにも繋ぎの話っぽくて正直ちょっと物足りなかった。<br />前半はずっとレイマリがイチャイチャしているので、そういうのが好きな人はまた違った感想になると思う。<br /><br /><br />
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東方茨歌仙 第36話「天高く神社肥ゆる秋」の感想

Febri VOL.38(2016/10/17)掲載東方茨歌仙 36話「天高く神社肥ゆる秋」一迅社が講談社の子会社となった影響も特に無く、Febriは無事に発売された。扉絵は秋の食べ物・紅葉・高く青い空といかにもと言ったものが並ぶ。その中でもとりわけ焼きとうもろこしを頬張る華扇の満面の笑みが眩しい。なぜなら今回は食が大きなウェイトを占める話だから(茨歌仙ってそんな話多くないか?)。今回は前回までの華扇の主役級の活躍はなりを潜... Febri VOL.38(2016/10/17)掲載<br />東方茨歌仙 36話「天高く神社肥ゆる秋」<br /><br /><br />一迅社が講談社の子会社となった影響も特に無く、Febriは無事に発売された。<br />扉絵は秋の食べ物・紅葉・高く青い空といかにもと言ったものが並ぶ。<br />その中でもとりわけ焼きとうもろこしを頬張る華扇の満面の笑みが眩しい。<br />なぜなら今回は食が大きなウェイトを占める話だから(茨歌仙ってそんな話多くないか?)。<br />今回は前回までの華扇の主役級の活躍はなりを潜め、いてもいなくてもそんなに変わらない程度の存在感に留まっている。<br />単行本7巻収録分の話(31話~35話)は深秘録や紺珠伝から生じた疑問の一部に一応ある程度の着地を見せたが、<br />今回からは8巻の収録分となるので話としても一区切りついたといった感じの緩いエピソードだ。<br /><br /><br /><br />博麗神社で縁日の準備を進める霊夢。<br />神社の縁日ということで背景キャラが多く登場する。東方三月精OSP13話や茨歌仙20話でテキ屋を出していた面子と概ね一緒。<br />霊夢は河童たちからショバ代を取っているらしいが、この間の鈴奈庵42話でもショバ代を取っているような話があった。<br />にとりがショバ代を払っているのも心綺楼のにとりストーリーで少し触れられていた(このときは命蓮寺相手だが)。<br />霊夢とにとりの銭ゲバコンビは、いつの間にかビジネスパートナーとして良好な関係を築いているようだ。<br />いつもは出会い頭に胸ぐら掴んだり、密かに河童の殲滅を目論まれたりと酷い扱いだったが、金が絡むとこんなものか……。<br /><br />そして縁日当日。<br />ケセランパサラン御開帳の看板が出ているが、一年前の30話に登場したアレを霊夢は忘れていなかったらしい。<br />しかし閑古鳥が泣いていて客は一人もいない。しかしさすがに今度は偽物のケセランパサランを展示しているとも思えないが。<br />そこで霊夢は誰かの妨害があると考えた。とんだ濡れ衣を着せられる白蓮さんの、ちょっと凄味を感じる笑みが結構似合ってる。<br />結局客は一人も来ず項垂れる霊夢。にとりは愛想を尽かしたかに見えたが、もっと宣伝すればいいと改善案を出してくれる。<br />何だかんだで今回は妙に仲がいい二人。<br />何気なくチラシが出て来るが、これはにとりが刷ってくれたのだろうか? そう思っておこう。<br /><br />翌日の縁日最終日。<br />十分に宣伝したと言う霊夢だがやはり客は一人も来ない。にとりに加えモブの河童も面白い……いや酷い顔だ。<br />そこになんと一人の男性が現れる。極度の空腹に襲われながらも博麗神社に辿り着く、非常にガッツのあるお兄さんであった。<br />昼とはいえ一人で、しかもいつ倒れてもおかしくない状態で里から神社までやってこれるとは、幻想郷も結構安全なのかもしれない。そういえば小鈴も一人で来てたしね。<br />やはり途中で誰かが妨害しているんじゃないかと心配する霊夢。<br />魔理沙は箒に跨って偵察に向かうが、里の男性と同様に空腹に襲われてすぐに戻ってくる。<br />たまりかねた霊夢は自分で見てくると飛び出していった。<br />その間に魔理沙が謎の顔芸を披露するが、これも何かのパロディか。<br />茨歌仙は以前にエルシャダイのパロをやった前科があるから……。<br /><br />夕暮れ時になり、撤収の時間が迫る。<br />ヤケ酒をするにとりたちをよそに、華扇が霊夢がまだ戻ってこないことに気付く。<br />探しに行くと石段を降りてすぐのところに霊夢が倒れているのを発見するが、命に別状はなかった。<br />ここで華扇が竿打(でいいのだろうか)を呼ぶのだが、深秘録には登場していたものの茨歌仙には実に21話以来の登場である。<br />こんなに凛々しくカッコイイ奴だっただろうかと驚きが隠せない。竿打はどうしても10話の少し情けない姿の印象が強い。<br /><br />倒れていた霊夢を神社に運ぶと、結局のところ霊夢も空腹に襲われたらしい。<br />そのおかげか縁日に客が来ない原因は、ヒダル神という人に抗えない飢餓感をもたらす霊の仕業であることに気が付いた。<br />ここで華扇が食べ物を要求するが、神社に来た妖怪や妖精たちにはヒダル神の影響が見られなかったことを考えると、<br />ヒダル神の影響を受けた霊夢たちと違って、華扇の空腹は普通にお腹が空いたからということになる。<br />食いしん坊仙人の面目躍如である。<br /><br />その後、わりと抽象的な除霊の儀式によって、ギャラリーの見ている中でヒダル神は除霊される。<br />華扇と並んでいるお兄さんの身長が滅法高くて目立つ。感心しているチルノとサニーが可愛い。<br />ちなみにこのとき積まれている食物の山の中にキャベツがあるのだが、幻想郷にキャベツってあるのかと思って調べたところ<br />日本に入ってきたのは1850年頃(江戸時代)らしいので一応あってもおかしくはないようだ。<br /><br />ヒダル神は退治され、縁日は後日仕切り直して行われることになった。<br />ビラ配りまでやってくれる里のお兄さん、ナイスガイである。<br />商売も上手くいって、アハハウフフと喜び合う霊夢とにとり。<br /><br />今までの関係とはうって変わって友好的な霊夢とにとりが妙に印象に残る話だった。<br />ハッピーエンドで終わったが、ヒダル神の飢餓を与える荒魂に対して、和魂が飽食をもたらしたかのような説明がされているが<br />今回の縁日はケセランパサランの御開帳でもあったので、そのおかげで丸く収まったんじゃないかなと思ったりしなくもない。<br /><br />個人的に今回の話は東方香霖堂23話『流行する神』と若干の類似性を感じた。<br />神霊の二面性に関する話も東方香霖堂25話『神社のご利益』とも重なるかもしれない。<br />神社の縁日ということもあり、もしかしたら現実の博麗神社秋季例大祭に重ねたエピソードなのかもしれない。<br />最初の方のイベントが被らないように他のイベントが配慮している様子も、なんだか秋季例大祭と紅楼夢の関係に被って見えた。<br />考え過ぎかもしれないが。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />そういえばヒダル神の元は行き倒れの霊らしいが、もしや先月の鈴奈庵で行き倒れた小鈴が化けて出たのが今回のヒダル神……なんてことは無いと思うな! 多分!<br /><br /><br />
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