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管理者:矢吹天成(旧名:石動雷獣太→無)
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地霊殿くらいからの東方ファンの一人。今は東方から少し距離を置いている。

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幻想郷の交響楽団-夢幻響楽宴-のメモ



2018/5/3(木)昼公演の中間の20分休憩に実施された。
場所:東京オペラシティ

【出演】
Z=ZUN
古=古代祐三
司=司会のJAGMOプロデューサー
(敬称略)


司「第五回ということで、結構区切りのいい回ということで何か特別なことをしたいなということで前々から企画しまして、何かトークイベントでもできればなと」
司「去年の五月にいらっしゃった方もいらっしゃると思うんですけど、ZUNさんとJAGMOも名誉会長を務めていただいております古代さんと、ちょっとツイッター上でいろいろ絡まれてたといういきさつがあって」
司「ダメ元でお二人に講演、トークしてくださいよって言ったらご快諾いただきましてですね、今日はお二人をお呼びしまして短い時間ではあるんですけど、トークをざっくばらんにできればいいなと思っておりますのでお楽しみください」


当時のツイート。


司「早速ですがゲストのお二人にご登場いただきます。まずPCゲーム黎明期より作曲を始められ、世界樹の迷宮やセブンスドラゴン、様々なタイトルを手がけJAGMOの名誉会長も務めていただいております、日本を代表するゲーム音楽作曲家古代祐三さん」
司「そして今や日本のみならず世界的な人気を博している同人ゲーム界の雄、ご存知東方Projectの生みの親ZUNさんのお二人です。大きな拍手でお迎えください」


(両氏入場)

司「こんなGWの真ん中にお越しいただけるとは本当に思っても見なかったんですけど、お忙しい中お越しいただき本当にありがとうございます。よろしくお願いします」
Z・古「よろしくお願いします」
司「ZUNさんとか、先日超会議にいらしたばっかりで、ツイッターで見てたぐらいなので」
Z「まだお酒が抜けてないくらいです」
司「先程楽屋でお会いしたときに、おかげで緊張してると仰られてたんで」
Z「今までにないくらい緊張してます」
司「ZUNさんも古代さんもこういう機会多いと思うんですけど、入ってきて開口一番すごく緊張すると言われてるんですけど、何か理由はございますか?」
Z「今日古代さんと初めて会うんです。子供のときから古代さんのファンだったので、失礼の無いように、失礼の無いようにと思って今日はお酒を飲まないで来ました」
司「では時間がないので、早速ちょっと色々と議題を持って参りましたので、お二人の方にお伺いしようと思うんですけど」
司「今も言われましたけども、ZUNさん古代さんお互いのことを面識自体は?」
Z・古「初めて」
司「ZUNさんの方は古代さんにお会いしたいお会いしたいって言われてた」
Z「それはもう小さいときから」
司「お二人のそれぞれの印象とかをお伺いできればなと思うんですけど」
古「東方のゲーム自体を知ったのは十五年…本当に二十年近く前なんですけど」
Z「相当前ですね」
古「知人で某大手のゲーム会社に勤めてるプログラマーさんがいて、その彼が今すごく流行ってる同人のSTGがあるんで是非見てくださいって言って、それを持ってきたのが初めて」
Z「それは98の?」
古「98のやつですね。それが最初の出会いでそのときは凄いSTGだなって遊ばせていただいたんですけど、それから何年かしてからやっぱりムーブメントが段々大きくなってきて」
古「名前は知ってたんですけど、結構よく見たのがキャラクターがAAになって2chとかでよく貼られてた」
Z「ゆっくりですね」
古「ゆっくり! あれで”あ!”って思って、それが多分近年で最初の出会いなんですけど、当然曲も色々聴かせて頂いて、原曲はみなさんご存知でたくさんありますけど、個人的に一番最初にインパクトがあったのがナイト・オブ・ナイツっていうんですけど」
古「あれビートまりおさんがアレンジしてる曲ですね。あれを最初聴いたときにすげー曲だなと思って、それがまたマッドビデオか何かに使われてて、余計にインパクトがあってすごい印象に残って、それからすごく東方の音楽を意識して聴かせて頂くようになって」
Z「その頃すごく電波曲というか、Flashアニメで…懐かしい」
古「そうなんですよ! すごく中毒性があって」
Z「それは僕の曲というよりアレンジが素晴らしいと思うんですよ。元々の曲は結構マニアックな…そんなに人気もない曲だったので、ビートまりおがアレンジしてくれたから有名になった」
古「元の曲って、初期の頃はFM音源」
Z「初期の頃は5作品全部FM音源だったので、どちらかというとそれも古代さんの影響が強い。PCで作るときにはやっぱりイースの頃から見てきて、作りたいな作りたいなと思って真似して真似してって感じでした」
古「その後月日は流れてですね、今度は私の娘ができまして。で娘がですね、すごく東方のファンで、ピアノの発表会で何の曲弾きたいかって話になったときに彼女が選んできたのが、UNオーエン」
古「それを弾きたいって言って、でも楽譜が無いんですよ。で一生懸命ネット探して、ファンの方が作ったのがあるんですけど、弾いてみてもあまり似てなかったりとかして、あと曲難しいんですよ」
Z「難しい。あれ演奏しようと思ったら」
古「ちょっと難しくて、そのとき小学校低学年だったんで指もおっつかないしこれは無理だから、諦めようって言ってポケ…いいや、スプラトゥーンに変えたんですよ結局」
Z「弾いてたらちょっとおもしろかったですね」
古「ぜひ聞いていただけたら」
司「娘さんいつもお越しいただいてて」
古「いつも来てるんですけど、全部曲わかるって言ってました」
Z「僕でも分からないのに」
司「逆にZUNさんは古代さんにお会いしたりして思うところあると思うんですけど」
Z「それを話すと結構長くなりますよ? 元々そんなにゲームミュージック作ってる人の名前とか分からなかったんです」
Z「やっぱりその当時小学生で、会社のサウンドチームとか名前つけてくれるとかやってたりとか、もしくは有名な作曲家に頼んだりとかあったんですけど、その頃古代さんの名前は知らなくて、初めて名前意識してわかったのがアクトレイザーのとき」
Z「そのアクトレイザーを遊んでCD買って、もう堂々と名前が出てるじゃないですか。それでなるほどゲームミュージックを作ってる人なんだって印象になってから、自分もゲームミュージック作る人目指したいなーって考え方になって」
Z「だから古代さんに出会ってなかったら、ゲームミュージック作るってなっても会社のサウンドチームに入って作るって話だったのかなーって思います」
Z「今ちょっとありがたいです。東方の産みの親の…(不明瞭)」
古「とんでもございません。光栄ですありがとうございます」
Z「ミスティ・ブルーも大好きです」
古「お客さん若いから、ミスティ・ブルーとか言われても分かんない方いっぱいいらっしゃる」
Z「そうですね。最近世界樹の迷宮出てるときも、世界樹はアクトレイザーの世界樹なんだろうなと思って」
古「あっちにも世界樹ありましたね」
Z「あれはすごいなーと思いましたよ。すみません、僕がオタクトークして。それくらい自分が小さいときからのファンだったんです」


司「色んなトピック用意したんですけど、二人のお話でなかなか尺をいっぱい取ってしまいましたので…」
司「今回実はパトロネージュの会員様に、事前に二人にお伺いしたいことみたいなことをお聞きしてまして、その中から答えられる範囲で構いませんので」
司「答えられないなら、本当にダメですって言ってもらっていいんですけど、幾つか紹介させていただきますのでちょっとお付き合いください」
司「まず全く関係ないことなんですけども、最近読んでいる本や嵌っていることはなんですかという質問なんですけど…」
Z「急にこういう幅広い質問…最近ほんと言うと私生活がすごい忙しくて、子供が二人いるんです。ちょうど三歳と一歳なんでちょっとすごい大変なときですね」
Z「ちょうどそれで子育てをいっそ楽しんじゃおうと思って、子育て色々調べたりとか色んな所に言ってみたりとか、子供に合わせて生活すると新しいことがいっぱい発見できて面白くてしょうがなくて、今嵌っていることと言ったら子育て」
古「私はですね、ここのところずっと仕事が続いておりまして、それで全然嵌まれるものが無いんですけど、ZUNさんおっしゃってましたけどまあ私も子供と遊ぶのが好きなので、暇な時間はなるべく子供と遊ぶようにしてるので、それが趣味というか今嵌っていることですね」


司「ではですね、これ次ちょっと怒られるかどうかわからないんですけど、言うのが憚られるような質問がひとつ来てまして」
司「東方Projectのキャラクターの中で最後の一撃、トドメを刺されるならどのキャラがいいですか」
古「いやすごい迷ったんです。魔理沙か霊夢かで…でもやっぱり霊夢かな」
Z「ですよね、取られちゃうよね…そうですね、余り物みたいになっちゃうからね。じゃあそこは魔理沙で」
司「そこは王道ということで」
Z「雑魚に殺されたくないです」
司「自分で作られておいて言いますね! これなかなかレアなお話だと思いますので、是非記憶に残しておいていただければと思います」


司「では最後に一つ、ちょっと難しい質問なんですがゲームを作る上で必要なのは、シナリオやシステムなどよりもBGMが一番だと思いますがという質問なんですけど」
司「シナリオとゲームの中で、BGMが占める割合といいますかそういうのはどういうくらいの割合を占めるものとして普段ものを作られているのかなという質問だと思います」
古「じゃあ私から。その中ですとどれも捨てがたいというか、私も曲を作ってるので曲一番って言いたいところなんですけど、でも実際曲を制作するときに一番意識するのは絵なので、だからビジュアルですよね」
古「その中ですとビジュアルなんですけど、あえてその中じゃないのを挙げるとすれば私はゲーム性というのを一番大切にしてます」
司「基本音楽作られるときもゲームの絵とかを見られて、制作することが多い?」
古「そうですね、絵を見ないとあんまり浮かんでこない。だから絵の資料を見せてくださいってお願いします」
司「ZUNさんとかは音楽を聴いてほしくてゲームを作っている…」
Z「そういうとこありますよ。これは今の質問の答えで言うと、ゲームによるんじゃないですか。たとえば全部のゲームがBGMが一番いいとかはないですけど、当然それはないです。でももしかしたらBGMが一番大切なゲームもあるかもしれない」
Z「ゲームに合わせてみんなを作るものだったり、もちろん絵が大切なもの、シナリオが大切なものって絶対あると思う。それはゲーム毎に一番は違うんじゃないかなーと思ってます」
司「東方Projectのゲーム作られてるときも、作品によって重きも違ってきます?」
Z「そうですね」
司「たとえば音楽に力を入れていたりとか、わりと音楽先行で作り始めた作品とか中には」
Z「結構音楽のほうが先で、STG…昔のタイプのSTGなんですけど、ステージの配置が全部決まっているので、先に音楽を作ってそこに合わせて絵を出したり敵を出したりって作り方をした方がゲーム全体が音楽にノリやすいです」
Z「サビの寸前で難しい攻撃が来ると、避ける側も曲で覚えてるので避けやすい。っていうので僕としては先に曲を作ってそこに合わせていくって作り方をしてます」
司「なるほど…面白い話をたくさん聞かせていただいてありがとうございます。時間も少なくなって参りまして、後半も曲が盛りだくさんなので、このあたりでこのセクションを終わらせていただこうと思うんですけど」
司「改めまして本日ゲストにお越しいただきましたお二人に大きな拍手で」


(両氏退場)

その後のツイート。






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