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東方茨歌仙 第36話「天高く神社肥ゆる秋」の感想

Febri VOL.38(2016/10/17)掲載
東方茨歌仙 36話「天高く神社肥ゆる秋」


一迅社が講談社の子会社となった影響も特に無く、Febriは無事に発売された。
扉絵は秋の食べ物・紅葉・高く青い空といかにもと言ったものが並ぶ。
その中でもとりわけ焼きとうもろこしを頬張る華扇の満面の笑みが眩しい。
なぜなら今回は食が大きなウェイトを占める話だから(茨歌仙ってそんな話多くないか?)。
今回は前回までの華扇の主役級の活躍はなりを潜め、いてもいなくてもそんなに変わらない程度の存在感に留まっている。
単行本7巻収録分の話(31話~35話)は深秘録や紺珠伝から生じた疑問の一部に一応ある程度の着地を見せたが、
今回からは8巻の収録分となるので話としても一区切りついたといった感じの緩いエピソードだ。



博麗神社で縁日の準備を進める霊夢。
神社の縁日ということで背景キャラが多く登場する。東方三月精OSP13話や茨歌仙20話でテキ屋を出していた面子と概ね一緒。
霊夢は河童たちからショバ代を取っているらしいが、この間の鈴奈庵42話でもショバ代を取っているような話があった。
にとりがショバ代を払っているのも心綺楼のにとりストーリーで少し触れられていた(このときは命蓮寺相手だが)。
霊夢とにとりの銭ゲバコンビは、いつの間にかビジネスパートナーとして良好な関係を築いているようだ。
いつもは出会い頭に胸ぐら掴んだり、密かに河童の殲滅を目論まれたりと酷い扱いだったが、金が絡むとこんなものか……。

そして縁日当日。
ケセランパサラン御開帳の看板が出ているが、一年前の30話に登場したアレを霊夢は忘れていなかったらしい。
しかし閑古鳥が泣いていて客は一人もいない。しかしさすがに今度は偽物のケセランパサランを展示しているとも思えないが。
そこで霊夢は誰かの妨害があると考えた。とんだ濡れ衣を着せられる白蓮さんの、ちょっと凄味を感じる笑みが結構似合ってる。
結局客は一人も来ず項垂れる霊夢。にとりは愛想を尽かしたかに見えたが、もっと宣伝すればいいと改善案を出してくれる。
何だかんだで今回は妙に仲がいい二人。
何気なくチラシが出て来るが、これはにとりが刷ってくれたのだろうか? そう思っておこう。

翌日の縁日最終日。
十分に宣伝したと言う霊夢だがやはり客は一人も来ない。にとりに加えモブの河童も面白い……いや酷い顔だ。
そこになんと一人の男性が現れる。極度の空腹に襲われながらも博麗神社に辿り着く、非常にガッツのあるお兄さんであった。
昼とはいえ一人で、しかもいつ倒れてもおかしくない状態で里から神社までやってこれるとは、幻想郷も結構安全なのかもしれない。そういえば小鈴も一人で来てたしね。
やはり途中で誰かが妨害しているんじゃないかと心配する霊夢。
魔理沙は箒に跨って偵察に向かうが、里の男性と同様に空腹に襲われてすぐに戻ってくる。
たまりかねた霊夢は自分で見てくると飛び出していった。
その間に魔理沙が謎の顔芸を披露するが、これも何かのパロディか。
茨歌仙は以前にエルシャダイのパロをやった前科があるから……。

夕暮れ時になり、撤収の時間が迫る。
ヤケ酒をするにとりたちをよそに、華扇が霊夢がまだ戻ってこないことに気付く。
探しに行くと石段を降りてすぐのところに霊夢が倒れているのを発見するが、命に別状はなかった。
ここで華扇が竿打(でいいのだろうか)を呼ぶのだが、深秘録には登場していたものの茨歌仙には実に21話以来の登場である。
こんなに凛々しくカッコイイ奴だっただろうかと驚きが隠せない。竿打はどうしても10話の少し情けない姿の印象が強い。

倒れていた霊夢を神社に運ぶと、結局のところ霊夢も空腹に襲われたらしい。
そのおかげか縁日に客が来ない原因は、ヒダル神という人に抗えない飢餓感をもたらす霊の仕業であることに気が付いた。
ここで華扇が食べ物を要求するが、神社に来た妖怪や妖精たちにはヒダル神の影響が見られなかったことを考えると、
ヒダル神の影響を受けた霊夢たちと違って、華扇の空腹は普通にお腹が空いたからということになる。
食いしん坊仙人の面目躍如である。

その後、わりと抽象的な除霊の儀式によって、ギャラリーの見ている中でヒダル神は除霊される。
華扇と並んでいるお兄さんの身長が滅法高くて目立つ。感心しているチルノとサニーが可愛い。
ちなみにこのとき積まれている食物の山の中にキャベツがあるのだが、幻想郷にキャベツってあるのかと思って調べたところ
日本に入ってきたのは1850年頃(江戸時代)らしいので一応あってもおかしくはないようだ。

ヒダル神は退治され、縁日は後日仕切り直して行われることになった。
ビラ配りまでやってくれる里のお兄さん、ナイスガイである。
商売も上手くいって、アハハウフフと喜び合う霊夢とにとり。

今までの関係とはうって変わって友好的な霊夢とにとりが妙に印象に残る話だった。
ハッピーエンドで終わったが、ヒダル神の飢餓を与える荒魂に対して、和魂が飽食をもたらしたかのような説明がされているが
今回の縁日はケセランパサランの御開帳でもあったので、そのおかげで丸く収まったんじゃないかなと思ったりしなくもない。

個人的に今回の話は東方香霖堂23話『流行する神』と若干の類似性を感じた。
神霊の二面性に関する話も東方香霖堂25話『神社のご利益』とも重なるかもしれない。
神社の縁日ということもあり、もしかしたら現実の博麗神社秋季例大祭に重ねたエピソードなのかもしれない。
最初の方のイベントが被らないように他のイベントが配慮している様子も、なんだか秋季例大祭と紅楼夢の関係に被って見えた。
考え過ぎかもしれないが。






そういえばヒダル神の元は行き倒れの霊らしいが、もしや先月の鈴奈庵で行き倒れた小鈴が化けて出たのが今回のヒダル神……なんてことは無いと思うな! 多分!


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