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東方鈴奈庵 第45話「紫色の日は外出を控えましょう 後編」の感想

月刊コンプエース2016年12月号掲載
東方鈴奈庵 第45話「紫色の日は外出を控えましょう 後編」


三ヶ月に一度の鈴奈庵と三月精の同時掲載。
今回に限っては掲載順が離れてしまっているが、理由はわからない。
先月号の4作品連載終了に引き続き、今月号でも2作品連載終了という
妙に末期的な終了ペースによる影響だろうか?
コンプエースそのものの存続が心配になってしまう……。


嵐の夜から一夜明けた人里。
龍神像のある広場で、魔理沙は里の被害が神社に比べて少ないことを確認していると
里の人間に小鈴が行方不明になっていると噂されているのを耳にする。
なお冒頭に出てくる龍神像はこの後とくに関わってこないので残念。
虹のようなものが尻尾のあたりから出ているがはっきり言ってよくわからない描写だ。

魔理沙は神社に戻り小鈴のことを伝えると、霊夢は血相を変えて捜索に出ようとする。
鈴奈庵25話で、小鈴の元に向かうとき見せたのと同じ眼をして。
霊夢は小鈴が危機になると取り乱すことがよくあるけど、今だに小鈴以外ではまず見られない現象だ。
妹分でもあるし、それだけに思い入れも強いのかもしれないが、その理由については
登場してから特に描写されたことはないので、今後語られることに期待したいけど……多分無さそうだ。
探す宛の無い霊夢に対して魔理沙は冷静に分析し、霊夢を誘導する。
今回は全編通して魔理沙の高い危機管理能力が目立つ。自分のことに関しては無謀な行動も多いが
他人のこととなると客観的になれるあたり、非常にらしい感じはする。蛇の道は蛇とも言う。

里の外へ捜索に向かう霊夢と魔理沙。
飛行ではなく徒歩というのも意外だが、人の捜索ということでおかしくはない。
小鈴の頭の鈴を見つけた霊夢は、焦りからか神霊の声を聴いて小鈴を探すことにした。
最近は妙に出番の多いような気がするこの能力。ついこの間の茨歌仙でも言及されたばかり。
もしかして実のところ、霊夢の持ち前の勘の良さ、運の良さはこの神霊の声を聞くことで成立していたのかも
……という可能性も考えたが、特に証拠はないのでここだけの話にしてほしい。
一人取り残された魔理沙は、現場から犯人のものと思しき一本下駄の足跡を発見する。

犯人の足取りを追って妖怪の山を登る魔理沙。
飛べよ!というツッコミと、そんな崖をクライミングできるのかよ!というツッコミが同時に出てきそうな1コマ。
妖怪の山の哨戒天狗の目を逃れるために敢えて飛ばなかったとか理由はあるのかもしれないが
さすがにフリークライミングはやばい。そして崖を登りきった先では霊夢が文に詰め寄っているところであった。
神霊によって里の周辺に天狗が居たことを知った霊夢と、暴風の中でも動ける天狗の仕業だと考えた魔理沙。
行き着くところは同じでも、本人の性格というか能力の差が顕著に出ているのが面白い。
天狗攫いという言葉もあるくらいだし、子供である小鈴が消えた時点で天狗がわりと疑われるような気がしなくもないけど。
このとき霊夢と文が並んでいるが、一本下駄を除くと霊夢の方が身長が高くなりそうなのが意外な描写だ。

そんなことをするわけがない、と否定する文から意外な事実が明かされる。
天狗は里を暴風から守る仕事を請け負っているという。それ以外では水害は河童が守るといったように
妖怪が役割分担をして里を災害から守っているらしい。そういえば、関係あるのかないのかわからないが
以前に茨歌仙で河童がダムを作ったりしていたのも、興味本位ではなく里の為だったとは考え……られそうもない。
昨晩の野分は大勢の天狗で里を守ったという。こっそりはたてと椛が出てきているが、
椛の方が相変わらず顔はよく見えないのが残念。
立ち絵無しキャラに対しては頑なに一線を守る春河もえ先生であった。

それでもなお小鈴のことで霊夢は食い下がるが、しかし攫ってはないと文は頑として認めようとはしない。
埒が明かないので魔理沙は敢えて文の主張を飲んで、霊夢とともに下山する。ここで恭しくお辞儀をして見送る文が好き。
その後何事もなかったかのように無事小鈴は里に返された。天狗は小鈴を保護しただけだった。
様子を見に来た霊夢は神霊の声に従って、天狗に攫われたことを小鈴に教えようとするが魔理沙はそれを制する。
教えたところで何のメリットもないし、不必要な面倒事は避けようと霊夢に持ちかけ、渋々納得させるのであった……
というのが後編の話だった。

小鈴のために手段を厭わず神霊の声を聞く霊夢と、理詰めで正解にたどり着く魔理沙。
そして里を災害から守る妖怪の存在というのが後編のメインだと思う。
霊夢と魔理沙は異変解決の方法論の違いのようなものが垣間見えて興味深い。
そして最も気になる点は、妖怪たちが災害から里を守る仕事を誰から請け負っているのかということだ。
目ぼしいところを挙げればまあ紫ぐらいなのだが、独立志向の強い妖怪の山の天狗や河童が
素直に紫の言うことを聞くかと言われればそんな気はしないが、あくまで自分たちのためでもあると言うのであれば
そういうこともありえるのかもしれない。鈴奈庵35話での描写を信じるなら
紫が終末的な噂を流して里を混乱させつつ、妖怪たちに里を守らせて安全は確保するという
マッチポンプ的な構図が浮かび上がってくることになるので、そういう説も面白い。

雨風の話ということもあって、能力的に天狗が出てくるのもさもありなんといった感じだった。
あまりに鉄板過ぎるので、予想から外したら裏の裏をかかれた感じで非常に悔しい。
前回頑張って予想した挙句全くカスリもしていないので今見ると笑えるかも。

前回述べたように、後半新しいゲストキャラが出なかったということは
単行本6巻の設定資料は結局紫だけということになりそうだ。
紫が出るのは非常に楽しみではあるけど、少し寂しい感じになってしまうかもしれない。


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