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東方茨歌仙 第37話「閃光が起こすのは雪か神か」の感想

Febri VOL.39(2016/12/10)掲載
東方茨歌仙 第37話「閃光が起こすのは雪か神か」


PS4版東方深秘録にて、EXTRAの鈴仙ストーリーが追加された。
近年ではゲームに連動した話が直後に書籍でも展開されることが多かったが、今回に限ってはそういうこともないようだ。
もちろん今のところはそういった兆候がないだけで、後で見たときに実は関係があった、ということも無きにしもあらずなので油断はできない。

雪の吹きすさぶ中、博麗神社で炬燵に入る霊夢と魔理沙から話は始まる。
炬燵というと妖々夢体験版についていた4コマ漫画のことをふと思い出すが
幻想郷においてはそれくらい昔(14年前)からある由緒正しい描写である。
扉絵は雪の中手を繋いで歩く霊夢と魔理沙。
未確認だがレイマリファンが歓喜に包まれていたことは用意に想像できる。

今回出てきたネタは主に4つ。
まず冬の雷についての薀蓄。
「雪起こし」とも呼ばれるその現象は強烈な降雪をもたらすため、魔理沙は博麗神社に泊まることになるが
つい最近鈴奈庵でも同様の展開があったので若干の既視感を覚えなくもなかった。
翌朝の風景にさりげなく手水舎のようなものが描かれているが、これは他の公式作品のいずれにも(多分)描かれたことがないはず。
茨歌仙の博麗神社の造りは他と比べるとやや特殊なため、こういうものがあってもおかしくはない。
改めて振り返れば結構色々な発見があるかもしれない。

そして華扇や他の仙人の住む仙界について。
今まで茨歌仙1~2巻や、神霊廟霊夢EDなどで多少触れられたことのある程度だったが、
華扇の説明からして『桃花源記』に記されているところの桃源郷のようなものと思って間違いなさそうだ。
霊夢曰く年中春のような場所とのことだが、茨歌仙10話においては冬景色だったので
仙界を作る仙人によってある程度環境を操ることもできるようだ。

神霊の話についてはこれまでのおさらいのようなものだった。
雷が落ちて真っ二つに裂けた木の話というと三月精のミズナラの木を連想するが
今回はその木で冬眠していたヤマネによって火が出なかったのではないかということで里にヤマネを祀る祠を作ることになった。
それにあたって改めて神霊の説明が行われたが、まさか憑依華に依姫が出るので
そのための前準備として設定の再確認をしている…などというのは安易すぎだろうか。

最後に早苗による伏線回収予告について。
求聞口授で初めて触れられてから、茨歌仙19話以降全く音沙汰がなかった架空索道(ロープウェイ)。
冬が終わる頃、つまり来年の春に完成とのことなので、そうなると現実時間では約5年、
作中の時間で実に7年(口授の新聞記事の124期から数えて)かかったということになる。気の遠くなるような話だ…。
索道と策動をかけたダジャレにも突っ込む気が失せるほど。
早苗が霊夢を幻想郷では絶対の力を持つと評価しているのは意外だが、境界を維持する役割を知ったからだろうか?
守矢神社の活動が再開しそうということで、茨歌仙初期のようなノリをむしろ期待したいところ。

今回はいかにも繋ぎの話っぽくて正直ちょっと物足りなかった。
前半はずっとレイマリがイチャイチャしているので、そういうのが好きな人はまた違った感想になると思う。


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