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東方鈴奈庵 第46話「稗田阿求の哲学 前編」の感想

月刊コンプエース2017年2月号掲載
東方鈴奈庵 第46話「稗田阿求の哲学 前編」


先月は休載だったため、二ヶ月ぶりの鈴奈庵。
鈴奈庵が表紙であり、単行本収録の際の最初の話にあたるので、カラーページもあってかなり良い扱い。
表紙の小鈴の手袋がハート型に見えるのは狙ったのかどうか。
1月からアニメ化される幼女戦記より扱いが大きくていいのだろうか?と思うが、編集部の判断は謎。
ちなみに付録のB2ポスターの絵柄は2016年6月号の表紙と同じもの。

今回の印象は、まず短い。15ページしかなく特装版フィギュアの漫画を除くとこれまでで最短。
(6巻収録の「人妖百物語 前編」も15ページで同率最短だけど…)
1巻の頃は一話あたり20~23ページほどあったのが、6巻になると一話あたり18~20ページほどになっていて
異議ガールが始まったこともあり、その影響が出ているのかと思うこともしばしば。

内容はタイトル通り阿求がメイン。
冒頭で鈴奈庵の店先に現れたときは、髪色とストールの色が一体化していて新キャラかと思ってしまった。
鈴奈庵に新しい歴史書(求聞史紀)の印刷を依頼する阿求。
このときの小鈴への説教…幻想郷と妖怪と人間の里の関係についてはだいたい求聞史紀の独白あたりに書いてあること。
なぜ今になってこんな話をするのだろうかと思ったが…。

そして『これも全て妖怪の仕業なのか』や『人妖百物語』で、異能を発揮する阿求に対して
興味を持つ素振りを見せていたマミゾウが、ついに阿求に直接接触を図る。
アガサクリスQのファンを装いつつ、自分の話を聞いて本にまとめて欲しいという。
クリスQの立場を隠している阿求は、マミゾウの正体を知ってか知らずか提案を受け入れ稗田の家に招く。
「こりゃあ凄いのう、とんだ名家のお嬢ちゃんだったんだな」とこのときマミゾウが言っているが
チュパカブラ回のときに一度勝手に稗田の家の庭に入って、阿求とも顔を合わせていたことは忘れたらしい。
汗をかいているような描写からいって、演技であるとも思えないが…。
あのマミゾウがリサーチをしていないのが不思議ですらある。
それを言ったらマミゾウの変化を見破れない?阿求も似たようなものか。
変化が人間の認識力に作用して、マミゾウに見えているものが人間にはマミゾウに見えていないとか、そんな可能性もある。

阿求の侍女が席を外し、部屋にマミゾウと二人きりになると阿求は自分の本に対する感想を要求する。
同人の感想を貪欲にエゴサーチする同人作家のようだ、とツイッターなどで例えられていたのは言い得て妙。
そりゃ反応があるとないとじゃモチベーションにかなり影響する。身に覚えがある。
とっさに阿求が欲していそうな感想を述べるマミゾウもなかなかのやり手(阿求のリサーチについては忘れる)。
二人きりになるとグイグイ来るとまで言われる阿求はとても早死しそうには見えない。

この期に及んでなぜ幻想郷縁起についての話が出たのかを考えると、実は新書籍の前フリなんじゃないかと大胆予想。
以前からときどき新書籍の執筆をしているような話をラジオ等で言っていることもあって、ようやく完成の目処が立ったのではないか。
最後のページでのやりとり、マミゾウが本にできそうな逸話を提供するというのが今度の書籍の形式のヒントになりそう。
…まあ予想はいつも当たらない。

ついでに今回の酒コラム、途中で第二子が誕生したからかほとんど酒の話をしておらず、
ラジオなどでときどき漏らしている昨今のZUN氏の思想を凝縮したような内容になっているので、
一度目を通しておくと作品や活動に対する見方もまた違ったものになるのではないかと思う。


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