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東方鈴奈庵 第50話「博麗霊夢の誤算(前編)」の感想

月刊コンプエース2017年6月号掲載
東方鈴奈庵 第50話「博麗霊夢の誤算(前編)」


今月は体調悪化と多忙につき遅くなりました。
ごめんなさい。


本編。
博麗神社に参拝客が訪れる。鈴を鳴らし懐からお札(二千円札)を取り出したところで霊夢が茂みから姿を現す。
「そこまでよ!」と霊夢は参拝客の腕を掴むと、ようやく気付いてもらえたかと参拝客は正体を表す。
最近賽銭箱の中が葉っぱで埋まっていたので狸の仕業に違いないと思っていた霊夢は張り込みをしていた。
案の定正体はマミゾウ。マミゾウは「例の件」について霊夢の元を訪ねていたのだった。

例の件とは小鈴のことであり、皆からは突如失踪したという扱いらしい。
どうやら49話の最後で妖魔本を持って鈴奈庵を離れてから、一度も姿を見せていないということになるようだ。
自分たちの仕業ではないというマミゾウに、一番疑っているという霊夢。
そう言われると思っていたマミゾウは狸を使って方々を調べさせていたが小鈴の痕跡は得られていないらしい。
”狐につままれたようだ”と化け狸の頭領もお手上げのようだ。

鈴奈庵には”臨時休業”の札が出されていた。
その前で霊夢は小鈴の失踪は天狗の仕業ではないかと文に詰め寄っている。
文は天狗が小鈴を攫うメリットが何もないと言い、逆に新聞を里に配布する窓口がなくなって途方に暮れているらしい。
逆に小鈴の捜索願いを新聞に掲載して、疑いを晴らそうとしているようだ。
天狗の情報網から逃れる手段は限られており、痕跡を消しながら失踪する計画的犯行か
圧倒的な力で抵抗する間も無く誘拐する、そのいずれかだろうと文は推測する。
誰かが嘘を吐いている可能性もある、と霊夢が指摘すると、文は一番あり得ると思っている説を出す。
小鈴が幻想郷から姿を消している、と。文は神隠しの事件を例に上げる。(茨歌仙35話の出来事)
そう言われた霊夢はある妖怪の姿を思い浮かべていた。紫である。

里で霊夢が小鈴の痕跡を探している一方で、魔理沙は博麗神社を訪れていた。
小鈴のことで大変なことに気がついたと声を荒げる魔理沙に、何者かが茂みから返事をする。
魔理沙は鈴奈庵から百鬼夜行絵巻が無くなっていた、ということを伝えに来たのだ。
あの絵巻物から超危険な妖怪の妖気が滲み出ていて、あんなのが妖怪の手に渡れば
幻想郷のパワーバランスが崩れてしまうという。
しかしそこで魔理沙は自分の話している相手が霊夢でないことに気づく。
そこに姿を表したのは小鈴であった。小鈴は幻想郷のパワーバランスとは妖怪が人間を支配していることか、
それとも何も知らない里の人間が損をしている状態のことなのかと魔理沙に問い詰めたが
一方の魔理沙は失踪していた小鈴を発見したことのほうに喜んでいた。
しかし小鈴は『私家版百鬼夜行絵巻・最終章補遺』を手にしながら言う。
「あの方の言った通り、みんなこれが目的なんだ」
「霊夢も魔理沙もあくまで超人として幻想郷を支配しようとしているが、これを使えば幻想郷のパワーバランスが正せる筈」だと。
魔理沙が止めるのも聞かずに小鈴は百鬼夜行絵巻を読み上げた。
その瞬間、何か黒いものが飛び出して魔理沙もそれに巻き込まれてしまった。

霊夢が神社に戻ってくると、倒れている魔理沙を発見する。
霊夢は魔理沙を倒すほどの敵が現れたことに驚きを隠せないが
その場に居合わせたマミゾウは辺りに充満している妖気を感じ取っていた。
その妖気は普通の妖怪の出すものではなく、洗練されていない古臭いものであるという。
マミゾウはそれが小鈴失踪事件と関係があるかもしれないと思ったが
その理由は鈴奈庵で味わったものに似ているからだという。
それを聞いた霊夢は、「その調子で思い出してね耄碌ババア!」とマミゾウを焚き付ける。
霊夢は倒れている魔理沙に手を合わせ、マミゾウは埋めようとするがようやく魔理沙が意識を取り戻す。
生きていたのかとしらばっくれる二人に、魔理沙は一部始終を見たことを明かすのだった。



本居小鈴、ついに妖怪化する?
前回の終わりでどこに向かったのか、という点についてはまだ明かされなかった。
「”あの方”の言った通り」という台詞のあの方とは十中八九紫のことだと思うが
あまりにも露骨にミスリードを誘っているので、もしかしたら別の誰かかもしれないがその場合だと正直見当がつかない。
まったくの新キャラということは無いだろうし、これまで出てきたキャラのうちの誰かと考えるのが妥当だが……正邪とか?

まあでもやっぱり小鈴に何かを吹き込んだのは紫だと思う。
紫の動機については前回の感想で幾つか考えていたが、今回のタイトルが「博麗霊夢の誤算」であることから
やはり小鈴の行動を通して霊夢の考えを改めさせようとやっているのではないかという可能性が強まった(と思う)。

分からないのは小鈴の考え方で、前回妖怪も人間に危害を与えない状況下であれば敵ではないという結論を出したにも関わらず
百鬼夜行絵巻による実力行使に出たのはどういうことなのか。

霊夢と魔理沙を超人とあえて区別したのは、二人や妖怪に関わる人間が何かを隠して里の人間を騙していると考えているから?
阿求も含めて妖怪と癒着しているであろうことを紫が小鈴に伝えた? そんな混乱させることを紫が言うとも思えないので
そうなると他の誰か? 紫自身は嘘は言わないと思うので、もし幻想郷のありのままを伝えたとして
それで正しく理解できているのなら、小鈴が霊夢や魔理沙を疑うことはなさそうなものだが、間違って伝わっていたとしたら?
紫は霊夢から小鈴を守りにきたと言っていたので、それを盾に好きにやることにしたということだろうか。
紫の手引きで、幻想郷のルールを理解し、人里と妖怪と管理者のシステムを理解したうえで
それらのバランスが正しくないと小鈴は考えている?

ただ小鈴が幻想郷から姿を消している間、外の世界に行っているのではという推測もあって
紫が小鈴に外の世界の様子を見せて、人間が支配している世界が素晴らしいものであると思い込ませたりした?
百鬼夜行絵巻を使用したことから、百鬼夜行絵巻自体の影響を受けて封印されていた何かに誑かされた可能性もある?
放置していた百鬼夜行絵巻が悪影響を及ぼすとなると、博麗霊夢の誤算というタイトルも納得しやすい感じがする。

うーん、ちょっと難しく考えすぎか…。シンプルに考えると
紫の目的は不満のガス抜きで、小鈴をこのまま放置すれば近い将来親友の阿求の死などをきっかけに
絵巻や他の妖魔本を総動員で大きな異変を引き起こしかねないから、今の力でおこせる小さな異変をおこさせて
それを霊夢達に解決させ小鈴を”超人”側に引き入れる…とか。
まあ素直に次回を待とう。

ひとつ気になるのが、最近のサブタイトルが
稗田阿求の哲学→本居小鈴の葛藤→博麗霊夢の誤算と個人名のタイトルで推移している。
もしかすると次は…八雲紫の陰謀とか(ベタすぎ!)

鈴奈庵が7巻分で終わりだとすると残りあと3話、7月というコミケ直前に終わる計算になるので
もしかすると小鈴が天空璋か憑依華に参戦する可能性がわりとあるんじゃないかという気がしてきた。
しかし天空璋も憑依華も夏に出なさそうな雰囲気なので、やっぱりなさそうな気もする(どっちだ)


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