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BitSummit 2014 -京都インディーゲームフェスティバル- トークセッションのメモ



BitSummit 2014 -京都インディーゲームフェスティバル- 一般デイ初日 生放送!
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171496525
2014/03/08(土)16:00~

【主な出演者】
木=木村 祥朗
Z=ZUN
楢=楢村 匠
(敬称略)

0:00~ コーナー開始。

Bitsummit2014_2
Bitsummit2014_1
出演者紹介・トークテーマ(俺たちのインディーゲームは世界に向けて売れるのか?)紹介など。

木「どーなんすか楢村さん」
Z「ちょっとその前にいいですか? 喉が乾いたんで…」(ビールが運ばれてくる)


0:03~ トーク開始。


Z「コンパニオンとカメコが居ないのがいいです」

Z「ゲームショーであるような目玉のゲームって、始め触っても面白くないんですよ。面白くなるまで長いじゃないですか」

Z「でもガッカリするんだよね…チュートリアル長いんだもん」


木「ZUNさんこういう苦労(資金集め)ないでしょ」
Z「ないね。まあ資金もそんなにいらないしね、作り始めるのに」
木「だって一人だもんね」
Z「一人です。一人で作ったらそりゃ安いよ」
木「開発費用ってなんなんですかZUNさんの?」
Z「これぐらいですよ」(手にした缶ビールをそっと掲げる)


木「ZUNさんはゲームどれくらいのペースで作るの?」
Z「ペース? それはじゃあ開発始めてから? でも基本は一年ぐらいですよ」
楢「それくらいかかる?」
Z「まあまあ実際にパソコンの前に座って作業してる時間はもう少し短くなりますけど、実際ゲーム構想してどういうの作ろっかなってなってから一年ぐらいかかります」


木「ZUNさんってそもそも世界に向けてゲーム売りたいんですか?」
Z「そうなんだよね…十年前くらいはあまり売りたくなかった。売りたくなかったっていうか、あんまり世界の人に見てほしくなかったんです」
Z「それは単純に見てもどうせ理解できないだろうってのがあって、これはなんか日本の狭い文化の中にあるゲームできっとこれは遊んでも面白くないだろうし、説明も面倒くさい」
楢「でも今は理解してますよ」
Z「今はすごいですよ理解してる」
楢「外人の友達が何人か遊びに来て、秋葉原寄って東方関係ジャケ買いしたって」
Z「アメリカ行って買おうとしたら5000円くらいしましたよ」


0:09~ PLAYISMでの輝針城配信の発表。当時はここが初だった。


木「でも東方自体は世界に向けて今実際売ってなくて、世界の人たちが手に入れる方法はないんだよ」
Z「これを…今日これを話に来たんですよこのイベントに」
Z「僕もようやく世界に向けて売り出そうかなっていう、僕も世界の仲間入りしたいんですので」
木「本当」
Z「東方今あるもの、全部じゃないけど新しいものから試しに海外で売ってみようかなと」
楢「配信ですか」
Z「配信だね、ダウンロード販売になる」


同人は海外に出ていきたいと思っているのかという話で。

Z「それは同人の中では、言い方がアレですが意識高い同人サークルなんで、そういう人もいるし幅が広いんですよ」


木「何を乗り越えれば世界の人にもっとこうゲームを投げれるのかね」
楢「物凄い極端なこと言っていいですか? 物凄い面白いもの作れば広まります」
Z「僕もちょっと似たようなこと言いたかったんですけど、コンシューマーのゲームって途中から海外展開をって言って海外に目を向けるじゃないですか」
Z「あんときって日本のことがもう抜けてるんです。日本を飛び越えて最初から海外で作るじゃない? それはもうダメなんです、日本の中で面白くて売れたら海外に広まる」


楢「ちょっとTGSとかきっかけにイベントとかあって、実際飲みながら話してみると作り始めたきっかけほとんど一緒なんですよね」
Z「作ってる動機もそうだし、やってることもほとんど一緒で」
楢「幼いころのトラウマとかも一緒ですしね」
Z「変なこと言っちゃえば出来たゲームもそんなに変わんないと思うんです」
楢「コミケで売ってるかどっかで売ってるかの違い」


0:16~ 小規模活動としての同人やインディーズの楽しみ。


Z「デバッグはもちろんやりますけど、僕はこういうイベントで一番やりたくないなと思ったのはCD焼いたりすることなんですよ。同人ってそれやるんですよ。みんな寸前まで」
楢「発注メーカーとかあるんじゃない?」
Z「もちろんメーカーもあるんですけど、それをやるためには少し早めにやらなきゃいけないし値段もかかるので、ギリギリまでやってる人は自分でCD-Rで焼くんですよ」
木「50枚とか100枚とか手焼きで?」
Z「プリンターで印刷して切るのみんな。僕千枚切りましたよ一人で。焼いて。すごい大変ですよ本当に。3日4日かかります」



木「コミケ全体はコミックマーケットなんで、漫画ありきみたいなところはやっぱりあって、俺漫画関係ないなと思って…」
Z「実際ゲームって迫害されるって言ったら言い過ぎですけど、そのやっぱよそ者扱いなんですよ。もちろん電源はないですし、みんなバッテリー持って」
Z「みんなデモプレイとかムービー置いてますけど、一応試遊できる場合もある。例えば試遊できるもの置いたとしても、たとえば通路が混んできたらそこをちょっと邪魔だからってどいてもらわなければいけないとか」
Z「結構どっちかというとイベントの秩序有りきで、ゲームには向いてない場所なんです」


0:23~ インディーズゲームの流れ。

木「なんかインディーゲームは今、来てる。そういう意味で言うと、なんか来てる」
楢「来てるけど、その波に乗りたいって人は今年か来年が限度かなっていう気は」
Z「どちらかと言うと去年来てると思って作り始めて今年出さないと…って気はしますね」


0:29~ ゲームは売れて、さらに広まるか?


木「売る方法はあるけど、本当に広がるのかと。ホンマに広がるのかって話がしたいんですよ。広がるの?? 広げられますか??」
Z「これは意外とわかんないですよね。僕がこれで東方海外出したとして、例えば売れたとしてそれは広がってるところの人が買ってくれることを見込んでるわけですよ僕は」
Z「売ったことによって広まるかどうかは僕としてはなんとも言えない。きっとそんなに変わんないだろうなと思ってます」
楢「元々ZUNさんはこの前ちょっとお話聞いたんですけど、二次創作がオッケーっていうのも別に最初から広めるためにやったわけじゃなくて、自分の作品をそう扱ってくれる人がいたから後からそうオッケーですって言ったら広がっていって」
楢「でもその段階でまさかゆっくりが生まれるとは思ってもないハズだし」
Z「いろんなもの、だから何でもオッケーにしてるからどうこうとか一切なく、結果として起きたことに対して自分がどう対処してきただけなので」
木「じゃあ広まるか広まらないかはわからんと」
Z「どちらかと言うとただ売っただけでは広まらないかもと思います」


Z「まあでもSTGは結構売りやすいんですよ、弾避けて見た目も分かりやすいし派手だしあとは音楽に合わせれば。音楽も万国共通語なんでみんな喜んでくれる」
Z「海外の人みんな言ってくれますよ。音楽がいい音楽がいいって。だからこれはいい音楽つければ売れるのかって話になるだけなんで、海外には売りやすい」


プレスリリースをどうするかという話で。

Z「僕も一回も大手のメディアに取り上げられたことないですよ」
Z「元々でも一回もそういうのに取り扱われない、ずっと触れちゃいけないもの的な扱いをされてましたよ」


0:36~ どれくらい売れたら成功か?


Z「さっきの海外にどれくらい売れたら成功かっていう話、でほとんどみんな言ってるとおりになっちゃうからちょっと敢えて違うこと言わなきゃいけないと真剣に考えるじゃないですか」
Z「真剣に考えた結果あれですね、インディーズゲーム僕の中ではゲームを作って完成させるのが目的ぐらいだと思う。それがもう成功ですよ」
Z「だからまずそこですよ。これ作っても30人くらいしか売れねーなーと思ったとしてもまず完成させたから成功なの」
Z「それくらいじゃないと学生から作れないし、継続して作ることってできないと思う。もう売れる売れない関係なしに作りたいものを作る」
Z「で作りたい物作ってる間に、ほとんどアレですよ、最初はこういうゲーム好きだからこういうの作る、もしくはああいうゲームのここがこうだったらいいと思うからこういうの作るってなるんだけど」
Z「そのうち自分の前作ったヤツのここが気に食わないから次作る、その繰り返しになるはずなの。だから継続していけば絶対面白くなる」
Z「まず一本作って、一本作って成功したらまあわりとアリなんですけど、一本作って大抵の場合はうまく行かなくて、何がいけなかったかを繰り返したほうがいいんです」


(最後に乾杯とポリポリクラブの宣伝をして終了)


0:41 コーナー終了。





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