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管理者:矢吹天成(旧名:石動雷獣太→無)
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地霊殿くらいからの東方ファンの一人。今は東方から少し距離を置いている。

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東方三月精VFS 第7話「星は季節と雲の合間に」の感想

月刊コンプエース2017年9月号掲載
東方三月精VFS 第7話「星は季節と雲の合間に」



今月号のカラーページにて単行本特装版の予約注文書が付属している。
以前の原画からサンプルに置き換わっているが、サンプルの出来もなかなか良いので、ちょっと欲しくなってきた。
うーむ、4200円か…。

サンプル版。

原画版。





本題に入るが、今回のお話は七夕らしく扉絵はスターがメインで描かれている。
前回に引き続き動物役として牛の着ぐるみのルナ…。
VFSになってから…正確には比良坂先生の同人誌「Three Fairies」からだろう。
普段は後ろに隠れがちなスターサファイアの(あざとい)描写が増えてきたように思う。
以前はそれほど気にしていなかったが、最近は可愛く思えて仕方がない。


本編。
梅雨の時期らしく、雨のせいで家の中に閉じこもることを余儀なくされていた三妖精。
退屈そうに外を見ているサニーと、新聞を読んでいるルナ。
ルナは今年はいつもより雨が多い気がするのでイジョーキショーかも、と言う。
あからさまな東方天空璋の前フリ。
茨歌仙40話でも異常気象を華扇が警告してきたし、天空璋の物語自体は真夏なのでこの後の話ということになる。

一方、他の二人と違ってスターだけは楽しそうに何かの準備をしていた。
明日は七夕。短冊に願い事を書いて遊ぼうと提案する。
雨なので家の中で何もしないよりマシとスターの提案に乗る二人。

その頃、博麗神社では雨の日にも関わらず床下で焚き火をするピースに業を煮やした霊夢が一撃を食らわせる。
雨の中追い出されたピースは、歩いているとゴミのようなものを見つける。見上げるとそこは三妖精の棲家。
ピースはいつの間にか「霊夢さん」と呼ぶようになっていたようだ。欄外には三妖精の影響と書いてある。
三妖精ですら「霊夢さん」「魔理沙さん」と呼ぶようになったのは何年もかかっていた。
特に霊夢に対してはOSPの中盤くらいまで呼ばないので、それに比べるとかなり懐くのが早い。

三妖精たちが家の中で短冊に願い事を書いていると、そこにピースがやってくる。
外にちらかった短冊を見て、ゴミだと思ったというピース。
短冊に願いを書くと叶うという話を聞き興味が沸いたようだが、何で願い事が叶うのかと疑問に思う。
神社の神様もお賽銭を必要とするのに、書くだけでいいなんて太っ腹だという結論になるが
実は高い対価を払っているのかもしれないとルナが言う。なんだか意味深。
すると四人は外に誰かがいることに気付く。

霊夢は地面に散らかるゴミを片付けていた。
怒っている様子を察した三妖精が躊躇っていると、ピースは一人外に飛び出す。
拾った短冊をどうするつもりだと霊夢に詰め寄るピースだが、ゴミは捨てるわよと霊夢。
それはゴミなんかじゃない、大切な願い事が書いてあるんだと熱くなるピース。友情に厚い。
ピースは地獄から来たから七夕のことをよく知らないということを理解した霊夢は、ちゃんとした七夕を教えることを思いつく。
それはちゃんとした七夕飾りを妖精たちに作らせ、屋台を開いて参拝客を呼ぼうという霊夢の策略であった。

神社の縁側で妖精たちに七夕飾りの作り方を教える霊夢。その様子はまるで幼稚園の工作の時間のよう。
サニーとピースの場所が近く、ここに限った話ではないがこの二人が特別仲が良さそうな感じが見て取れる。
そこに魔理沙がやってくる。妖精たちが七夕のことをよく知らないことが分かると、魔理沙が詳しく説明することに。
さすが星の魔法使いだけあって、七夕のことに詳しいというのはらしい感じ。
ちなみにこのときの魔理沙の雨衣が一瞬旧作っぽさを思わせる出で立ちだった。

天帝の娘である織姫と働きものの彦星が結婚するというくだりから始まり
最終的に一日も休まず働き続けたなら七月七日の夜だけ会えることになったという結末に
七夕ブラック企業伝説と名付ける魔理沙。
ブラック企業はいまだ幻想入りしていない(忘れられていない)はずだが
最近は流行ったものは時勢を問わず取り込む傾向にあるので別に違和感はない。
しかしなんで願いを叶えてくれるのか、というピースの質問には魔理沙も答えられない。
霊夢は短冊の願い事には織姫と彦星には関係がなく
元々の竹に対する信仰を過去の宗教家が利用したのだという仮説を述べる。
宗教家と聞いて、魔理沙はなぜ急に霊夢が七夕祭りをしようと言い出したのか考えが読めたようだった。


七夕当日。博麗神社は屋台と参拝客で賑わっていた。
今日は三妖精に加えてピースも屋台の方にまわっている。
ピースのイノシシ丸焼きは実際に自分で仕留めたのだろうか…と思うと少し怖い。
今回は清蘭と鈴瑚も屋台を出していて、文果真報の記事が早速反映されている。
モブキャラはだいたいいつもと変わりのないメンツである。
咲夜にレミリア、妖夢と幽々子、萃香におりんくう、文にはたて、赤蛮奇に華扇に萃香にマミゾウ。天子が帽子だけ見えている。
早苗に諏訪子に幽香もいるが、夜なのに日傘を差している幽香って…。
妹紅は菫子を連れて焼き鳥屋を訪れたりしていて、なかなかアツい関係。
ルーミアが食べているマンガ肉はイノシシ…だと思いたい。

祭りで盛況の最中、曇って星が見えないので残念だという魔理沙。
どうせ縁日目当てなので、霊夢は雨でさえなければいいという。
そこにスターが短冊を持ってやってくる。屋台はいいのかという霊夢に、今日はお客さん役だからと言うスター。
どこに飾ろうかと物色するスターは、一番星空に近いところに短冊を飾り付けることにした。
するといつの間にか雲が晴れ、空には天の川の輝きが見え始め、参拝客たちは空を見上げる。
さっきのスターの短冊にはこう書かれていた。今すぐ晴れますように、と。



最後の展開は非常に意味深である。
いくつか説を出してみようと思う。
スターは星の光の妖精だから、星に関わることはやろうと思えばできる説。
異常気象により自然の力が高まっていて、自然の顕現である妖精だからできた説。
もしくは竹の神か何かが実際に願いを叶えた説。このいずれかか。

まず最初の説。
スター自体他の妖精と違ってやや超然としたところがあり、何も言ってないだけで元からこのようなことはできた可能性もある。

そして次の説。
天空璋に合わせるならいかにもお誂え向きな説だと思う。
そしてラスボスとも何らかの関わりがある…かもしれない。

そして最後の説。
これも茨歌仙で竹林の話をやったこともあり、何らかの繋がりがあるのかもしれないが…
もしかしたら天空璋の登場ボスに、そんな感じの新キャラが出るのではないかという可能性もなくはない。

天空璋ジャケットのシルエットが同人ショップで先んじて公開されたので
その三人いるようなシルエットから、現在は摩多羅神という神が有力なのではないかという説が囁かれている。
(この左右にいるキャラが竹を持っている、という言い伝えがある)
しかし初めてそのシルエットを見たときに思ったのは、真のラスボスの力によって強化された光の三妖精の姿だった。
ないかなー? ないよねー。


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Comment

  1. 7743

    2017/08/01 (Tue) 09:42

    読ませて頂いてふと思いました
    「星は季節と雲の合間に」
    これ摩多羅神の曼荼羅そのものですよね
  2. 管理人

    2017/08/01 (Tue) 23:03

    コメントありがとうございます。

    > 「星は季節と雲の合間に」
    > これ摩多羅神の曼荼羅そのものですよね

    …! 言われて気が付きましたが確かにその通りですね。
    竹に雲に星(北斗七星)と今回の話にいかにも繋がりがありそうな感じです。
    じゃあ季節に狂いが生じているのは何なのかという話になるのですが
    こちらはどうも原因が別なんじゃないかという気がしていますね…。

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